脱線が多く?、まだアップが追いついていませんが、前日の外出を控えなければならない不安定な天候から回復した2012.8.19、休日を利用して、「大田62 あたり湯(大森西3-11-2)」を訪れました。
銭湯お遍路275軒目です。
京浜急行大森町駅から西に延びる商店街「大森町共栄会」を600m程歩き、大森西4丁目交差点を右折して東邦医大通り(東邦大学医学部前を通る道…拡幅予定?)を150m程北進した、再開発が進みつつあるものの多くは昔ながらの住宅で建て込んだ区画の少し奥まった位置に建っています(脇の多くは路地になっています)。
やや簡素な東京型銭湯の前方フロント改造版で、後方に先端がすぼまってロケットのようになった金属製?円筒型煙突が聳え立ちます。
洒落た六角形の屋号の看板のある茶色の壁で囲まれた玄関では、木札鍵のさくらの下足ロッカーと松竹M型錠の傘立てが使われており、さらに側方の自動ドアを開けると広めのロビーとフロントになっています。外側の窓の向こうに石灯籠や小さな池のある手入れの行き届いた庭があります。
脱衣所は、一部が煉瓦調の壁ながら簡素な造りで、脱衣ロッカーは古いOshidori、普通鍵のSUN、アルミ板鍵のSAKURAⅢが混在しています(この順で多い)。外側のパウダースペース手前にぶら下がり健康器が置かれています。トイレは水洗です。
浴室は天井が白い建材張りの東京型で、下部の壁は鈴蘭の柄が配されたタイル、後述のサウナの壁は花柄が配されたタイル、正面壁は茶系のレリーフタイルになっています。壁のところどころに残る東日本大震災の影響と思われる傷みにご苦労が偲ばれます。
浴槽は外側逆L字配置で、内側は背面に幅の広い箱形で滝状に流れ落ちる湯口のある浅浴槽(ややあつめ)、外側から手前にかけてがバイブラが付いた日替り薬湯(バスフレンド ジャスミンでした)の浅浴槽(外側手前に小さな流出口あり/ぬるめ)になっています。外側手前に無料の遠赤外線中温サウナ(85℃)が増設されています。手前壁に立ちシャワーが2基あります。
カランは湯がピンクに中央
赤&水がグレーに中央
青のハンドルタイプの押し手で、内側8つ(大鏡のみでシャワーなし)、4つ&4つの島(固定シャワーあり)、3つ&1つの島(固定シャワーあり/サウナを増設したために外側手前の2つが撤去された)、外側1つ(大鏡のみでシャワーなし/同様の理由で手前の幾つかが撤去されたものと思われる)の「外側が不思議な」配置です。
無地の黄色ケロリン型湯桶と緑のM字椅子が使われています。
有線(演歌)が流れています。
何やら縁起の良い屋号の銭湯です(由来をご存じの方はお知らせください)。平和島競艇や宝くじの験担ぎにでもお立ち寄りいただいてはいかがでしょう。
以上、京浜急行の車内からのアップでした(大田区の銭湯に向かう途中です)。
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