例によって既に昨日になりましたが、引き続き仕事で埼玉県西部地域(地理的には埼玉県中央部)に行ったついでに、西武池袋線ひばりヶ丘駅の北東500m程にある、新座市唯一の銭湯「埼玉県朝霞支部(新座市)308 松乃(の)湯(新座市栗原5-8-8第3加賀ビル)」を訪れました。
埼玉県24軒目になります。
日没後のため写真が今一つなのはご容赦を!
駅北口から昔ながらの繁華街を抜け(味のある店が散在しています・・・南口側は新市街です)、西武バスのひばりヶ丘駅北口バス停留所兼折り返し所あたりから延びる拡幅された道(ひばり通り)を進むと、MINI STOPの看板とともに
ゆと屋号の書かれた電気看板が見えてきます。
写真では見にくいのですが
ゆと屋号の書かれた煉瓦風の外壁のビル型銭湯で、1階はMINI STOPとコインランドリー(入口右奥)、奥の入口(上部のガラスに屋号が書かれています)から階段またはエレベーターで上がった2階が銭湯という驚きの造りになっています(3階はご自宅?)。裏手に駐車場があります。
松竹M型錠の傘立ての置かれた踊り場からドアを開けて入ると、フロントとその前の「土足の!」休憩スペースです。幾つかの丸テーブルと椅子及びハンディータイプの体脂肪計が置かれています。お客さんがもらってきたという、林家正楽さん(紙切り)と古今亭八朝さん(落語)の色紙が飾られています。
フロント脇の暖簾から奥が土足厳禁になっており、アルミ板鍵の松竹錠の下足ロッカーが置かれています。
洒落たガラスの引き戸を開けるとシンプルな脱衣所です。普通鍵の松竹錠の脱衣ロッカーが使われています。埼玉県公衆浴場業環境(現在は生活)衛生同業組合によるやや古い表記の注意書きとドライヤーのレトロなコインボックスが歴史をそっと物語ります。
数段の階段を上がった奥に、金属スレート材による外側下がりの天井で中央に柱のある明るい浴室があります。浴室中隔壁上部がステンドグラス風になっています。正面に釜場への戸があります。
浴槽はやや弓状に突出した内側縦配置で、奥1/4が赤外気泡浴泉(地獄風呂・・・昭和42年に社長が考案とのこと)、続く1/4が深風呂、手前1/2がジェット風呂(ジェット3基)と並んでいます。内側手前に立ちシャワー2基があります。正面中央が大きめの乾式サウナ(別料金)で、外側奥に流出口のある水風呂があります。
カランは固定シャワー付きの
赤と
青のハンドル状の押し手で奥から、4つ&4つの横壁が2つ、5つ&5つの横壁、手前壁に6つの配置です。
黄色のケロリンの湯桶と緑のM字椅子が使われているのは昔の名残なのでしょう。
あまり湯が熱くありません。
銭湯帰りにMINI STOP・・・という現代的?生活が可能です。いかがでしょう?
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