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【2024/05/04 20:18 】 |
千葉中央7 スーパー銭湯 湯あそびひろば 石の湯
chibachuo7-yuasobihiroba-ishinoyu.JPGこれでなんとか月遅れ状態まで戻りました。引き続き頑張りま~す。

2012.11.1、千葉市での仕事のついでに久し振りに車で(建物前と斜向かいの空地に駐車場があります)、千葉銭湯ストリート(中央区寒川町の旧街道沿い/同名のHP参照)の3軒の銭湯のうちの1つ「千葉中央7 スーパー銭湯 湯あそびひろば 石の湯(寒川町2丁目16)」を訪れました。

「スーパー銭湯」のキャッチフレーズ付きですが、もちろん普通の銭湯です。

大きな「」、緑地にカラフルでポップな文字の「湯あそびひろば」、そして屋号の書かれた茶系のコンクリート造りの建物で(脇の玄関から上がった2階はご自宅のようです)、やはりカラフルな主に浴槽案内の看板もあります。

玄関では斜め木札鍵の朝日がバックのイラストがかわいいおしどりの下足ロッカーと松竹M型錠の傘立てが使われています。

自動ドアの奥がフロントと広いロビーで、入浴券の自動販売機が置かれ、多数の漫画本、植物の鉢植え、ネオンテトラの泳ぐ小さな水槽、ドカベン・堺正章・片岡鶴太郎のカラーイラストなど様々なもので溢れています。

浴室は男湯が夕星(ゆうづつ)、女湯が暁(あかとき)と名付けられています。

葦簀の床のシンプルな脱衣所ではDANKENのマグネットキーの脱衣ロッカーが使われており(鍵は下足の木札鍵とフロントで交換)、下部が物入れになったゴザ敷きで正方形の縁台が置かれています。

浴室の天井は白系プラスチックスレート材張りの非対称の山型で(夕星側が高く暁側が低くなっています)、壁は白系タイルです。直径1.5m程の円形のカラーライトがあるカラフルなタイル張りの中隔壁が夕星側に張り出し、浴室の形も非対称になっています。

浴槽は内側縦配置に中央部が円弧状に迫り出す形で奧から、水風呂(三角の水口と流出口あり)、ローリングバス(寝風呂)、うきうきぶろ(スイッチ式)、背面が滝状になったヘルツバス(電気風呂)、同じく背面が滝状になった深風呂と並び、手前の流出口につながっています。奧のドアの外には割竹を模した壁で石組みの滝湯口のある薬湯(紫根の湯でした)兼岩風呂風露天風呂があり、外側奥にソルティ(塩)サウナ(別料金)、その手前に簡素な混合栓でロングノーズの立ちシャワー(故障中でした)もあります。

ロビーにある見取り図によれば、暁は内側縦配置に奧から、リラックスバス(座風呂)2基、浅風呂、かたたたきとエステバス2基が並び、最も奧に遠赤外線高温サウナ、外側奥に水風呂、内側手前に立ちシャワー…という配置になっているようです。公式ブログ(後述)によれば、新素材の耐熱キャンバスに描かれた佐怒賀次男氏による縦40cm×横60cmの小型銭湯背景画※もあるようです(元々はサウナ用/確認できないのが実に惜しい!)。

※公衆浴場背景画保存会
http://www.sento-art.com/index.html

…が開発(全国初/試作品)。たまに見かける佐怒賀次男氏や丸山清人氏による約1/10サイズ(縦70cm×横180cm)のバスポスターもこの会が作成したものだったんですね。

カランは固定シャワー付き(歴戦を物語るように数種類が混在し3つ程欠けています)の中心にの丸のあるグレーのハンドルタイプの押し手で、入口両脇の手前壁に3つずつ、外側の柱の手前に2つ&奧に6つ、張り出した中隔壁の横壁部分に3つの配置です。

さて、このようなブログやHPを主宰するとは全く思わなかった初期の訪問のためにすっかり忘れていましたが(メールでご指摘いただいた方に感謝します)、ロビーに掲示されたパネル「寒川と石の湯 ものがたり(平成七年師走 店主敬白)・・・必見!」他の情報によれば、当銭湯は明治41年(1908年)の創業で(創業地で営業を続けている銭湯としては千葉市内最古!)、昭和期に1回建て直し、現在の建物は平成7年(1995年)12月吉日竣工とのことです。ただし、女将さんにもお伺いしましたが「千葉市以外の銭湯と比べてどうなのかについてはよくわからない」とのことでした。千葉県公衆浴場業生活衛生同業組合の調査と見解が期待されるところなのですが・・・。

因みに、ロビー(玄関脇)にある屋号「石の湯」が書かれた大きな磨り硝子は以前の建物のものとのことです。

公式ブログ
http://ishinoyu.exblog.jp/

・・・には以前の建物の写真(建て替え直前?に男湯の番台脇から奥向きに撮影したもの)も掲載されています。

木床&白壁&木製の柱や梁や建具の典型的な東京型銭湯で、もちろんペンキ絵があり(富士山ではなく漁港や海外の風景だったとか…)、脱衣所の中隔壁を跨ぐ大岩が金魚の泳ぐ池…という豪華な造りを誇り、柱時計・旧型ブラウン管テレビ・インベーダーゲーム機・ぶら下がり健康器・大入りの額…とレトログッズに溢れ、銭湯広告も現役だったようです。

地名の由来も興味深い寒川町は、古くは漁師町と水運の拠点として栄え、昭和30年代中頃までは青果市場もあり、当銭湯は主に漁師を癒してきたようです。2つの浴室の命名理由もそこにあるとのことです。詳しくは前述のパネルを是非ご自身でご確認ください。

そんな寒川町と当銭湯の歴史に想いを馳せながらのひとっ風呂はいかがでしょう。日曜は朝風呂を実施しており、お得な回数券もあります。

以上、日当直→日勤→当直→日勤の約56時間連続勤務中の仕事場からでした。

なお、同名のHPの関係部分も近日中に補足・修正します。

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【2012/12/09 21:56 】 | 千葉県 | 有り難いご意見(0)
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