既に一昨日(2011.5.2)になりましたが、今回のゴールデン・ウィークの帰省による北海道旭川市の銭湯レポートの最後です。
JR北海道宗谷本線&石北本線新旭川駅の北方1kmほどの比較的古い住宅地(屋号の由来になった新富町)にある「旭川支部-旭川17 新富湯(新富2条2丁目4-11)」を訪れました。
昭和後期から平成初期あたりに建て直されたものと思われるフロント形式のコンクリート建築で、銭湯の入口の脇が2階の自宅への玄関になっています(裏に金属製細円筒型煙突があります/廃材が積んであります)。
脱衣所ではプラスチックの籠による棚が使われています。
擂り鉢状の天井(中央奥に長方形の湯気抜きあり)で縦長の浴室に、内側縦配置の浴槽で、奥の壁にある水平の隙間のような湯口から、深風呂-両向きの大きめの水カラン-バブルとジェット2基(なぜか横向き)のある深風呂-パイプでつながって-寝風呂2基(ツルカメの11/2の水カランあり)-パイプでつながって-腰5方向ジェット付き打たせ湯(稼働しておらず)-床に大きな真鯉と小さな真鯉&緋鯉の装飾タイルのある浅風呂(前部が半円形)-流出口とつながっています。
外側奥には水風呂と無料の熱気浴(湿式サウナ/ラドンサウナ)があります。
外側手前には2段×2方向の側方シャワーがあります(脱衣所との壁の下部にステンドグラス風装飾フィルムを貼った小窓あり)。
カランは押し手が『六角形の中に矢尻模様』で、6つ&6つの縦の島と外側手前3つ(ここだけ押し手ではなくハンドル・・・後で増設した?)+柱に1つ+奥2つとなっています(それぞれ固定シャワーあり)。さらに奥はカランを潰して(押し手が外されている)の立ちシャワーとなっています。
関西サイズの黄色のケロリンの湯桶が使われています。
ゆったりとした休憩スペースと一体型の玄関にある古い木製の下足ロッカー(木札鍵で鶴と亀の絵が付いた斜めの錠)が、この銭湯の歴史を静かに伝えています。
広い駐車場がありますのでご家族揃ってどうぞ!
[2回]
PR