そんな具合にネットから遠く離れた環境にいましたのでアップが遅くなりましたが、2012.4.28、GWの帰省のついでに車で久し振りに、旭川支部の個人的お勧め銭湯の1つ「旭川支部-名寄1 日の出湯(名寄市大通南10丁目)」を訪れました。
HPには斜め前方からの全景を載せましたので、こちらは正面からの写真をどうぞ!
JR北海道宗谷本線の名寄駅から大通りを南(旭川方面)に300m程歩いた市街地に建つ、看板や暖簾がなければ事務所と間違えそうな簡素な外観の、名寄市に唯一残るフロント形式(改修された?)の中型銭湯です。稚内方面に向かう国道40号線(宗谷国道)からオホーツク海方面に向かう国道239号線(下川国道)につながる道道(540号線~538号線)に右折した大通り(と跨線橋)手前の右側になります。
外階段を上った2階は自宅のようで、後方にいい具合に色の着いた金属製細円筒型煙突があります。
道北らしい風除室付きの玄関で下足は鍵のない木製の棚に入れます。
そのまま上がると簡素なフロントで両脇のドアの向こうが同じく簡素な脱衣所です。脱衣ロッカーは事務用のスチール製で、鍵は必要な場合のみフロントで借りる方式ですがほとんど誰も借りません。籐製の籠を使うのが多数派です。女湯側には赤いお釜型ドライヤーもあります。
浴室天井は金属スレート製の中央に湯気抜きのあるすり鉢状です。中隔壁の手前側に小さめの業務用ドアがあります。
浴槽は内側から奥隅に三角形湯口のある深~浅連続した道北では標準的な浴槽(水カランはツルカメ製の11/2の大型)と比較的小さな水風呂が並び、外側に無料の熱気浴(湿式サウナ)があります。ゲルマニウム鉱石風呂になっているようです。
カランは固定シャワー付きの▽の押し手で、内側4つ(斜め右上に水あり)、4つ&4つの島(水がなく湯のみ)、外側5つ(斜め右上に水あり)の配置です。
正面壁にある「智恵文(ちえぶん)沼-男湯」と「ピャシリ比翼の滝-女湯」の黒い枠のあるオリジナルタイル絵(どちらも地元の風景です/タイルは小さめで銘はありません)は一見の価値があります。
関西タイプの黄色のケロリンの湯桶が使われています。
比較的駅から近く、向かい側に十分な駐車場もありますので、北海道旅行のついでにお越しください。
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