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【2025/04/21 09:45 】 |
埼玉県戸田・蕨支部216 あづま湯
toda-warabi216-adumayu.JPGなんやかんやでアップが遅くなりましたが、2012.7.26、平日休みを利用して、「埼玉県戸田・蕨支部216 あづま湯(上戸田3-5-1)」を訪れました。

埼玉県40軒目になります。廃業銭湯があるので正確ではありませんが、これで半分は超えたものと思われます。

JR埼京線戸田駅と同戸田公園駅のほぼ中間にあたる(どちらからも700m程)同線東側の国道17号線(中山道)とに挟まれた旧市街に建つ昭和後期?のコンクリート建築の銭湯です。後部に金属製?の「たが」がはまったようなコンクリート製四角柱煙突が聳え立ちます。

正面に書かれた屋号の下がガラスブロック壁で、その前に小さな庭のある左右に分かれた男女別の引き戸の入口を開けて入るとこぢんまりした玄関です。プラスチック板鍵のSAKURA-Gの下足ロッカーとさくらのアルミ板鍵の傘立てロッカーが使われています。

さらに引き戸の奥が木床&コンクリート壁の簡素な番台式の脱衣所で、飾り天井には男女それぞれ茶色で3枚羽根の天井扇が回っています。SAKURAⅢの普通鍵の脱衣ロッカーが使われ、柱時計は贈られたものです。

浴室も中央がやや高い乳白色のコンクリート天井&同色コンクリート壁のシンプルなもので、中隔壁中央に四角のコンクリート柱が立っています。

中隔壁にはどういうわけか古代エジプトの壁画風の不整形モザイクタイル絵が描かれています(男女とも同じです)。

浴槽は通常の外側奥配置で内側から、座風呂2基になった深風呂、弱いショルダーマッサージとバイブラのある浅浴槽、バブルのある薬湯(ローズマリー&マジョラムでした…緑色の湯)と並んでいます。内外側手前に1基ずつ立ちシャワーもあります(内側はロングノーズです)。

カランは固定シャワー付きの銀色ハンドルタイプのWaguriの押し手で、内側奥2つ+(柱を挟んで)手前3つ(手前から2つめは修理中です)、5つ&5つの島、外側5つの配置です。

黄色のケロリンの湯桶が使われています。

特筆すべきは正面壁の「木曾街道 戸田川渡」と書かれた不整形モザイクタイル絵で(男女とも同じです)、江戸後期に活躍した浮世絵師である歌川広重※と渓斎栄泉☆が一応?合作の形で完成させた『木曽街道(中山道)六十九次(全72図)』の中の『木曾街道 蕨之驛 戸田川渡場(渓斎英泉 天保6年(1835年)-天保8年(1837年)の作)』のようです。木曾街道(中山道)第2番目の宿場町である蕨宿の近隣にあって一帯の水運を担ったのが戸田の渡し場でした。戸田橋の約100m下流、戸田漕艇場のすぐ近くになります。因みに、現在、戸田川は独立した名称はなくなり荒川の一部となっています。

※うたがわ ひろしげ:寛政9年(1797年)-安政5年9月6日(1858年10月12日)…安藤広重(あんどう ひろしげ)の表記は正確ではない(過去の記述も修正)

☆けいさい えいせん:寛政2年(1790年)-嘉永元年7月22日(1848年8月20日)

意外なところで街の昔を物語るものを見つけました。そんな歴史に想いを巡らせてのひとっ風呂はいかがでしょうか。

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【2012/07/31 01:21 】 | 埼玉県 | 有り難いご意見(0)
廃業銭湯の現況(大田区)
大田58 美奈見の湯
http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/456/

・・・の訪問のついでに確認した(2012.7.22)、大田区の廃業銭湯の現況です。

☆大田55 第一京浜浴場(山王2-42-10)
馬込銀座商店街に近い環七通り(東京都道318号環状七号線)脇に建つ、なかなかレトロな雰囲気の銭湯でしたが、東日本大震災(2011.3.11)の後に被災のため廃業となりました(2011.3.13付けとのこと・・・2012.9.18追記)。既に痕跡はなく、時間貸し駐車場になっていました。

↓営業当時の様子はこちらです。

大田55 第一京浜浴場【廃業】
http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/10/

☆大田60 朝日湯(中央2-22-23)
JR東海道線&京浜東北線脇の古くからの住宅地にありました(大森駅と蒲田駅のほぼ中間あたり)。施設の老朽化のため、2010.9.28を持って廃業となりました。ネットに散在する情報を総合すると、路地の奥に建ちコンクリート製円筒型煙突が聳える正面壁に大きく屋号が書かれたやや簡素な造りの東京型銭湯で、あまり改修がなく番台式のままだったようです。小さな池を備えた庭があり、かなり傷みが進んでいるものの早川利光氏作の富士川のペンキ絵(浴室中央に富士山:平成15.3.12 画)もあったようです。既に痕跡はなく、建て売り分譲住宅などになっていました。

在りし日の銭湯を想いつつ、合掌!

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【2012/07/28 08:37 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0)
大田58 美奈見の湯
oota58-minaminoyu.JPG多忙のためアップが遅くなりましたが、2012.7.22、休日を利用して、「大田58 美奈見の湯(中央1-1-7)」を訪れました。

銭湯お遍路273軒目です。

例によっての『都営地下鉄「夏」のワンデーパス』を利用して、都営地下鉄浅草線馬込駅から丘を下る形で環七通り(東京都道318号環状七号線)に沿って1.6km程南東方向に歩きましたが、JR大森駅から池上通り(東京都道421号東品川下丸子線)を南東に歩いて環七通りを右折(北西方向)した方が近いです。

住宅地に建つ完全ビル型銭湯で上階は賃貸マンションになっており、後部には3面にと書かれたコンクリート製四角柱煙突が立っています。

木床の玄関では松竹M型錠及びTOKYOの傘立てが使われており、木札鍵(一部はプラスチック鍵)のSAKURA-Gの下足ロッカーの上には、なぜか木彫りの熊や龍に加えてスズメバチの巣が飾られています。

その奧が「'10と'11の風呂屋の富士山詣での記念品バスポスター」が掲示されたフロントと「蛇の抜け殻の福寿額」も飾られた休憩スペースです。

脱衣所は木床ながら簡素でSAKURAⅢの普通鍵の脱衣ロッカーが使われています。下が物入れになっている木製ベンチは以前の建物にあったものと思われます。油絵のレプリカが幾つか飾られています。トイレは温水洗浄便座になっています。

浴室は手前が低く平ら&奧が高くやや向こう下がりの天井で、壁タイルはグリーン系で統一されています。

浴槽は通常の外側奥配置で内側から、深浴槽の薬湯(しょうがの湯/‘結構’熱めの湯)、座風呂2基、バイブラ付きでゲルマニウム湯の浅浴槽と並んでいます。外側奥のガラス扉の向こうに、大きな岩滝状の湯口があり一部が寝風呂になった麦飯石入り岩風呂(ぬるめの湯)があります。外側手前に小さなテレビのある大部分が脱衣所に入り込む形でコンパクトな電磁波中温(85℃)サウナ(無料)があり、その向こうに小さな水浴槽(水位センサー付きの水カランがあります)と頭の上及び4×2×2方向から噴射するボディーシャワーが並んでいます。

薬湯と岩風呂は温泉マーク、座風呂と浅風呂はWaguriの球形の水カランの押し手は、以前の建物にあったものでしょう。

カランは茶色の固定シャワー付きの銀色ハンドルタイプのWaguriの押し手で、内側8つ(手前3つはロングシャワー)、6つ&6つの島、内側向きに5つのみの片島の配置になっており、岩風呂の手前にも固定シャワー付きの茶色(一部は透明)のハンドルタイプの押し手のカランが2つあります。

黄色のケロリンの湯桶が使われています。

子どもが多く(そのために湯がぬるめなのでしょう)、なんと全ての湯桶と椅子が出払い、カランが全て埋まっていました。地域の中心的役割を果たしている銭湯のようです。いかがでしょう。

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【2012/07/28 07:44 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0)
大田59 日の出湯
oota59-hinodeyu.JPG多忙のためアップが遅くなりましたが、2012.7.21、休日を利用して、「大田59 日の出湯(中央4-31-2)」を訪れました。

銭湯お遍路272軒目です。

例によっての『都営地下鉄「夏」のワンデーパス』を利用して、都営地下鉄浅草線西馬込駅から丘を越える形で1.3km程南東方向に歩きましたが、JR大森駅から池上通り(東京都道421号東品川下丸子線)を南東に歩いて環七通り(東京都道318号環状七号線)を越え、大森赤十字病院の手前を右折(北西方向)した方がやや近いようです。

旧新井宿にあたる(周囲にはその名に因んだ建物も数多くありますが地名の由来はあまりはっきりしていないようです)、環七通りのやや手前から池上通りの北西側を並走する春日通り(春日神社から命名)※の脇に建つ、簡素な造りの東京型銭湯の正面フロント改造版です。後部に枠付き金属製円筒型煙突が立っています(区画の背面側から観察できます)。

※旧東海道の1つで(時代によって街道が移動するので旧東海道も1つではありません)、奥州街道、相州鎌倉街道、平間街道、池上往還などとも呼ばれたことのある古道とのこと。

正面にはカラフルな看板類が増設されていますが、入口の上には屋号の書かれたガラスもあり、両脇は青色長方形のガラスブロック壁になっています。

イラストがかわいい斜め木札鍵のおしどり錠の下足ロッカー(男湯側の一部は同じく木札鍵の横向き松竹錠になっています)と松竹M型錠の傘立てが使われています。

木製の引き戸を開けるとフロントで、脱衣所は飾り天井ながら木床&柱や梁は木製のままで、外側壁の一部は青いガラスブロック壁になっています。浴室との境の上部の窓は海物ガラスで、その下の一部はガラスブロック壁になっています。古いOshidori錠(一部はSUNの普通鍵で補修済)の脱衣ロッカーが使われています。中隔壁上には招き猫が鎮座し、贈られた柱時計は時を止めています。手前側に木製のベンチとテーブルのスペースがあります。

浴室は際などが大橋ブルーに塗られた白い蒲鉾天井で、外側壁の一部が赤を含むオレンジ色のガラスブロック壁になっており、床のタイルは歴戦を物語って多少バラバラです。正面壁は「ヨットが浮かび岸に洋館の建つ湖から望む山々+浴室中奧に西洋風の城と虹(女湯側も同様)」の柄のモザイクタイル絵になっています。

浴槽は通常の外側奥配置の2槽式で、内側深浴槽にはバイブラ、外側浅浴槽には外壁側に腰掛けのあるジェット2基(頭上の古い配管に頭をぶつけぬようご注意!)が設置されています。外側手前に大部分が脱衣所に入り込む形で乾式サウナが増設され(無料)、その奧壁と外側壁に沿って小さな水浴槽(水浴用清澄剤入)も増設されています。全体としてスーパートルマリン(電気石)&ゲルマニウム(秋田県玉川温泉産北投石/特別天然記念物の筈ではありますが・・・)風呂になっています。内側手前に立ちシャワー2基もあります。

カランはピンクの固定シャワー付きのWaguriの平型の押し手で、内側6つ(奧2つなどは各種のプラスチックのハンドルタイプの押し手で補修済)、6つ&6つの島、6つ&4つ(手前2つは水浴槽を増設したため撤去)の島の配置です(外側にはありません)。

黄色のケロリンの湯桶が使われています。

東海道の古の往来を偲びつつの一風呂はいかがでしょう。

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【2012/07/28 00:14 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0)
浦安1 松の湯
urayasu1-matsunoyu.JPG多忙に取り紛れてアップが遅くなりましたが、2012.7.19、例によって千葉市での仕事帰りに、久し振りに車で、「浦安1 松の湯(猫実4-21-3)」を訪れました。

HPには全景写真を載せましたのでこちらは入口付近のアップをどうぞ!

東京メトロ東西線浦安駅から宮前通りを300m程南進した境川(江戸川支流)沿いの元は漁村だった伝統ある旧市街に建つ簡素なコンクリート造りの銭湯です。後方に枠付き金属製細円筒型煙突が立っています。

※「猫実(ねこざね)」という住所は、『鎌倉時代に大津波で甚大な被害を受けた集落の人たちが、豊受神社(松の湯の東南東約500m)付近に築いた堤防の上に大きな松の木を植え、その根を津波が越さないよう願って「根越さね」と呼んだこと』に由来し、かつては「猫真」と書かれ、歌川広重による「名所江戸百景」には「根古ざね」とも書かれているとのこと。

新橋を渡った境川の反対側にある浦安市指定有形文化財の宇田川家住宅(明治2年建築)や千葉県及び浦安市指定有形文化財の大塚家住宅(江戸時代末期建築)を始めとした歴史的建造物も立ち並ぶ「堀江フラワー通り」沿いには「浦安2 米の湯(堀江2-5-14)」「浦安3 末広(廣)湯(堀江3-4-6)」「浦安4 寿湯(堀江2-5-3)」の3軒の銭湯が連なり(いずれも当ブログ未紹介)、その筋?では「浦安銭湯ストリート」と呼ばれています(同名のHPをご参照ください)。

「健康と美容にサウナ 松の湯」と色取り取りの字で書かれ武者絵?もカラフルな洒落た看板が脇に掛かり左右がガラスブロック壁の玄関では木札鍵の松竹錠の下足ロッカーと松竹M型錠の傘立てが使われています。

その奧のフロントには「ご近所一同から贈られた大入りの額」や「近くの2つのジムから贈られた縁起物の額」に加えて、なぜか縁日で見るようなおもちゃがあります(お子さん用?)。

休憩スペースは広く、常連さんの会話も弾みます。地域限定アイドル「Urayasu Marine Angels(UMA/メンバーは8 or 9人/詳細不明)」の紹介ポスターも貼られています。ランナー応援銭湯の看板も転がっています。

脱衣所は木床ながら簡素で、浴室入口付近の床は青い小円形タイルになっています。SUNのディンプル鍵の脱衣ロッカーが使われています(10個ほどある古いOshidori錠の脱衣ロッカーは残念ながら鍵がなくて使用できません)。中隔壁の大鏡は兄弟一同から贈られたものです。テルマエ・ロマエ版の「入浴する前にごらんください Look! Before you go in...(残念ながらラテン語併記ではありません)」も貼られています。トイレは驚きの深さの非水洗です。

浴室は柱が茶色で梁などは大橋ブルーに塗られ、天井や壁は白い建材で覆われています。浴槽背面には三六角サイズの白タイルが張られていますが、将棋の駒の模様(王将・玉将・飛車・角行・龍・馬・金将・銀将・桂馬(2枚)・香車・歩兵(2枚)・成金(3枚)・と金(2枚)-女湯も同様)が描かれているのが非常に特徴的です(現在のところ他例を知りません)。中隔壁には「岸に水車付きの田舎家がある湖から望む富士や山々」のモザイクタイル絵があります。

浴槽は通常の外側奥配置で内側から、日替り薬湯(訪問時はラベンダーでした)の深浴槽及びジェット2基と何も入っていない格子状湯口のある浅浴槽(背面に(株)和栗工業の説明文があります)、最外側が緑系タイルの壁で囲われた熱気浴(湿式サウナ/別料金/ただし非稼働)と並んでいます。

カランは固定シャワー付きのWaguriの金属ハンドルタイプの押し手で、内側7つ、5つ&5つの島、外側6つの配置です。島の板状鏡下部(接骨院や靴店など)と手前中央柱の時計の下(韓国料理材料店)の広告は現役のようです。

黄色のケロリンの湯桶が使われています。

築地の仲卸店の取締役社長が経営されているとのことで、驚くことに、平成16年5月1日の料金、大人350円、中人150円、小人60円のままです。

なかなかカラフルな素肌の方々もご常連ですが、これは浦安があくまでも「漁師町」だからであり、決して恐ろしい方々ではありません。どうぞ安心してお越しいただけますよう・・・。

入浴料+タオル+ボディーソープ+シャンプー+リンスで500円の手ぶらセットもあります。お仕事帰りにぶらりと立ち寄られてみてはいかがでしょう(駐車場もあります)。

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【2012/07/26 14:56 】 | 千葉県 | 有り難いご意見(0)
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