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【2025/08/25 01:23 】 |
墨田16 松の湯
sumida16-matsunoyu.JPG例によって既に昨日になりましたが(入浴してちょっと一杯やってから帰ると夜中になりますもんで・・・)、さらに例によって仕事のついでに足を伸ばして、曳舟駅から比較的近いというか隅田川のほとりというかはたまた東京スカイツリーの足下というか・・・の下町の銭湯「墨田16 松の湯(東向島1-10-18)」を訪れました。

銭湯お遍路157軒目です。

水戸街道から隅田川に向かう昔ながらの味のある「鳩の街通り商店街」にあります(隣のお米屋さんも渋い!)。

夜なのもありますが、建て込んだ立地のため全景写真が撮れません。ご容赦を・・・。

伝統的な東京銭湯の正面フロント改造型です。

渋い木調の折上げ格天井&白壁の脱衣所が往時を偲ばせます(小さいながらも池のある庭もあります)。

路地から側面に回ると煙突と廃材の山が確認できます(薪で沸かしているようです)。

浴室は昭和期?の改修がなされていますが、浴槽は比較的シンプルな変形2槽式で(縦割り徳利型-外側に向かって拡がるタイプ/バブルとジェットがあるのみ/タイルも比較的古い)、中央に雄大な富士山のあるペンキ絵が立派です(下部の広告スペースも広告自体はありませんがそのまま残されています)。

早川利光氏による平成15年8月6日制作の西伊豆です。年数を経ている割に比較的状態はいいです。

見所は2枚の三六角タイル絵!

浴槽側面から背面にかけては「日本家屋と石灯籠があり木橋を渡る島のある日本庭園(遠方に山々)~魚を加えて飛ぶカワセミ~急流を泳ぐ鯉~鯉の滝登り」(かなり傷みがあり-一部は他のタイルで補修-説明板に隠されている部分もあるのが残念・・・)。

浴室中隔壁は「大きな岩風呂(もしくは渓流)で沐浴する5人の女性」(珍しい画題)。

どちらも「鈴栄堂九谷 章仙作」です(誰か女湯側の画題を教えて下さい)。

お遍路MAPには何の解説もありませんが、なかなかの銭湯です。お勧めです。是非!

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【2010/11/27 12:06 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
茨城県結城市 喜(㐂)輿(与)の湯
yuki-kiyonoyu.JPG
既に昨日になりましたが、隣の茨城県からの銭湯レポートです。
 
平成15年頃に同県の浴場組合は解散してしまいましたが、ネットに散在する情報を総合すると、幾つかの銭湯が現存していることがわかりました(最大で7軒ぐらい?・・・まとまった段階でHPに掲載します)・・・ので、これから休日を利用して訪れてみることにしました(基本一日一湯主義では交通費が問題ですが・・・)。
 
最初は、結城紬で有名な結城市の唯一の銭湯「喜(㐂)輿(与)の湯(結城市浦90※)」です。
 
※この住所ではYAHOO!などの地図検索で探せません。「結城市結城(大字)90)」が該当します。浦は地域的通称なんでしょうか。
 
江戸末期から昭和初期にかけての蔵造りの建物が多数散在し(国などの登録有形文化財に指定されているものも少なくありません)、歴史ある結城紬・日本酒・味噌などの工場の煙突が並び立つJR水戸線結城駅からすぐの旧市街にあります。
 
昭和中期頃?の簡素な平入り建築の小型銭湯ですが、地方銭湯らしい「ひなびた良い感じの味わい」を醸し出しています。
 
オリジナルの染め抜き暖簾を挟んだ脇の入口(アルミサッシ)を入ると、コンクリート製の三和土から上がる脱衣所があります。
 
押し下げ式錠の木製(鍵や錠を含む)の下足箱があり(鍵や錠さらには扉も一部が欠けています/女湯側にもあり)、下足置きの付いた番台は低く(使い込まれた木製の料金箱もレトロ/背面の小さな棚も昔のまま)、天井は剥き出しの木製で(電気の配線も剥き出し)、床は木調のレザー張りになっていますが、脱衣所は基本的に昭和そのものです(女湯側には古い木製の風呂道具置き棚あり)。
 
脱衣ロッカーはなく、年季の入った籐製の脱衣籠が使われています。
 
脱衣所外側の引き戸の外に便所がありますが、小用は縁側にある驚きのオープンスタイルです。
 
入浴料金は大人¥350・中人¥130・小人¥70で平成10年3月1日のままとこれまた驚きです。
 
薪で沸かしているようです。
 
浴室は、白く塗られた低い天井の中央に細長い湯気抜きがあり(窓はない)、中央に「喜輿の湯」と大書されています。
 
歴年の直しにより床などのタイルがバラバラなのはご愛敬(壁の1列はグリーンのマジョリカタイル)。
 
入口付近の排水溝が深いのでご注意!
 
ペンキ絵がなくブルーに塗られているのがちょっと残念です(元はペンキ絵があったとのこと・・・常連談)。
 
約1m角の釜場への戸を挟んで浴槽は内側奥の約1.5m×2mの長方形の浅浴槽(3人入るのが精一杯/一応バブル&パイプの湯口)と外側奥の約1.5mの正方形の深浴槽(故障か節約のためか稼働しておらず…いわゆるラーメンマジョリカタイル付き&変わり種水カラン)に分かれています。
 
カラン(1つを除いて温泉マーク)は内側と外側に5つずつの計10箇所しかなく、シャワーはありません。
 
鏡は個人や工場から贈られたもの(銘入り)。
 
ケロリンの湯桶は黄と白が半々で、白の一部には「茨城県浴場組合」の文字まで!!!
 
外に置かれている「草津の湯」の看板は古き良き時代の洒落で、看板にある「民謡 歌とおどり」は何かと思っていたら、脱衣所にある木製の急な階段を上がった二階が「おばちゃんたちの社交場」だったそうです(これも常連談)。
 
JR東日本のホリデー・パスを使えば、小山(栃木県)までの往復¥2300+小山から結城までの片道¥190×2で済みますので、千葉県・神奈川県などの方々でも十分に行けます。
 
銭湯愛好家のみなさん!チャレンジしがいのある銭湯ですよ!
 
追記
内部を観察していたら、「渋かんべ」と常連さんに声をかけられました。思わずキョロキョロしていたし、常連さん以外には滅多に知らない客など来ない銭湯でしょうから・・・。浴槽の端に腰掛けて、暫し話し込んでしまったのでした。人の暖かい土地柄のようです。
 
参考HP(よい内容です)
めっかった群馬 とっておき探訪
http://www.mitsuketa-g.com/tanbou/4235.html

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【2010/11/24 11:32 】 | 茨城県 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
ふくのゆのけいちゃん
hukunoyunokeichan2-s.jpgふくのゆのけいちゃん こどものとも446号(1993年5月号)を入手しました。

作・絵:秋山ともこ

出版社:福音館書店

価格:税込み¥350(本体価格¥340)

発行日:1993年5月1日

雑誌03779-5

・・・です。

菖蒲湯の日(5月5日・・・こどもの日)のふくの湯(千鳥破風があります)の1日を主人公である経営者の娘のけいちゃんの目線で描いた絵本で、ペンキ絵(背景画)の書き換えや廃材屋さんから仕入れた薪を切って湯を沸かす様子を始めとして開店準備や閉店後の掃除に至るまで銭湯の業務が詳しく描写されています。

なお、作者が東京の方で入浴料は大人¥330・中人¥150・小人¥70なので、平成5年5月5日の東京の銭湯の設定と想像されます。

機会があればご覧下さい。

追記
HPも手直ししました。
http://sentotanbonin.iiyudana.net/

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【2010/11/23 02:56 】 | 関連グッズ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
台東5 萩の湯
taito5-haginoyu.JPG既に昨日になりましたが、会議の前に朝風呂でも・・・と「台東5 萩の湯(根岸2-13-13)」を訪れました。

銭湯お遍路156軒目です。

JR鶯谷駅から程近い尾久橋通り沿いにある昭和期?に建てられたビル型銭湯です。

外付けの階段を上がった2階に入口があります(1階はコインランドリーや駐車場/3階はサウナ/それより上階はマンション)。

フロントからシンプルな造りの脱衣所を抜け、ブルーに塗られた蒲鉾型天井の浴室に向かいます。

浴槽は浅風呂(寝風呂2基&超音波気泡風呂)と深風呂(薬湯=宝寿湯)の2槽式で、外側手前に水風呂と脱衣所側に入り込むガス赤外線サウナ(別料金)があります。

ヨットの浮かぶ湖畔の洋館から望む山々(おそらく女湯も対称型)のモザイクタイル絵が輝いており、浴室中央の釜場への戸の上部にお城と虹、さらには女湯側の上部にジャンボジェットが2機飛んでいる・・・っていうのが何ともポップです。

中隔壁のペイント式三六角タイル絵※も立派です。

※山道から続く朱塗りの橋・派手な彩色の回廊壁と山門の寺・湖と滝(この部分は増設された立ちシャワー2基に重なっている)・・・ですので日光でしょうか?

脱衣所には有線でしょうか演歌が流れていました。

ちょっとした都会のオアシスといった風情の銭湯です。

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【2010/11/21 10:46 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
荒川42 草津湯
arakawa42-kusatsuyu.JPG既に昨日になりましたが、仕事のついでに足を伸ばして、南千住駅から程近い下町の昔ながらの民家が連なる路地の奥に建つ「荒川42 草津湯(南千住7-26-2)」を訪れました。

銭湯お遍路155軒目です。

荒川区 銭湯(参考HP)
http://www.city.arakawa.tokyo.jp/kanko/miryoku/sento.html

1010-99 2009/August TOKYO銭湯物語 この銭湯の隠し味(pp8-9)によれば、昭和21年の創業で、唐破風を持つ堂々たる外観の木造の建物は昭和35年の建築とのことです(必要最小限の直しのみで昔の外観がほぼそのまま残されています)。

浴槽(ミクロバイブラ・スーパージェット・ボディーマッサージ)を含めて浴室は伝統的な東京銭湯の趣を残しつつ近代的に改装されておりますが(密かに?窓の外は岩山風になってます)、何と言っても浴室中央に富士を配置したペンキ絵が圧巻です。

銘はありませんが、中島盛夫氏の見習い(弟子未満)の田中みずきさんのブログによれば氏らによるものです(2010.11.9制作-ほぼできたて~!)。男湯の画題は「荒川上流?」でしょうか(女湯側が見られないのは惜しいなぁ)。

銭湯ペンキ絵師見習い日記
http://mizu111.blog40.fc2.com/

※以前は早川利光氏による西伊豆(平成11年5月28日制作)でした。

木調の折上げ格天井&白壁の脱衣所(もちろん番台)や白壁を折り上げた格天井の玄関はほとんど昔のままです。

こんな都会の真ん中にも昭和がしっかりと残されているんですね。

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【2010/11/20 09:14 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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