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【2024/11/23 17:50 】 |
廃業銭湯の現況(荒川区)
荒川28 帝国湯
http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/357/

・・・の訪問のついでに確認した(2012.3.8)、荒川区のその他の廃業銭湯の現況です。

☆荒川34 正庭湯(東日暮里1-20-4)
東京メトロ日比谷線三ノ輪橋駅脇の三ノ輪橋交差点から北西に向かう正庭通り沿い(約100m歩きます)に建つ比較的新しい複合ビルの2階にあるフロント形式の銭湯でした(外階段を上がります)。2011.1.2の廃業です。ネットに散在する情報を総合すると、3階部分への吹き抜け構造で天井が高く(浴室は金属製建材の蒲鉾天井)、浴室中隔壁には湖から望む山々のモザイクタイル絵があったようです。ビル自体は変わらずにそのままで、銭湯部分のみ改装されて別の商業テナントとして使われていました。裏手のコインランドリーの灰皿に貼られた屋号や洗濯物入れ代わりの籐製の籠に面影を留めていました。

☆荒川39 又六湯(南千住6-51-19)
南千住駅の西北西500m程の日光街道(国道4号線)からちょっと西側に入った下町に建っていました。平成22(2010)年6月18日をもって廃業しました。ネットに散在する情報を総合すると、懸魚付きの千鳥破風を冠した伝統的な宮造り銭湯で(終戦直後の昭和27年建築)、高い煙突も聳えていたようです。もちろん番台形式で、それなりの改修はあったようですが、脱衣所は中白の折上げ格天井で、内部の建具や各種のアイテムも大いに昔の趣を留めていたようです。早川利光氏による立派なペンキ絵(富士川(男湯)と西伊豆(女湯):平成15年6月22日 画)があったようです。浴室中隔壁には「湖から望む富士(男湯)」と「白鳥(女湯)」のモザイクタイル絵があったようです。下町の銭湯らしくあつ湯だったようです。既に痕跡はなく、分譲住宅になっていました。なお、名銭湯だったことを反映して、ネットは多数の記載で溢れています。

↓訂正のため必ず参照(2012.10.6)

荒川39 又六湯【廃業】
http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/496/

在りし日の銭湯を想いつつ、合掌!

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【2012/03/13 23:13 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0)
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