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【2024/11/23 04:22 】 |
台東19 富士の湯
taito19-fujinoyu.JPG既に昨日になりましたが、例によって仕事を終えて東武伊勢崎線に飛び乗り、墨田区にある東向島駅から区界の隅田川を「東京スカイツリーの輝く夜景」を見ながら白髭橋を渡って越えて(時代劇なら渡し船ってところ!)、「台東19 富士の湯(橋場2-21-7)」を訪れました。

銭湯お遍路228軒目です。

暗くなってしまいましたので、写真は以前通りがかったときのものをどうぞ(訪問時は消防署協賛の火の用心の赤暖簾でした)!

最寄りはJR常磐線&つくばエクスプレス&東京メトロ日比谷線南千住駅で、吉野通りを300m程南下し泪橋交差点から明治通りを東方に500m程歩いて南に少々入った、昭和期の建物が散在する古い住宅地に建つ簡素な造りの東京型銭湯です(後部の煙突はガスに切り替えたためか上部が切られ短くなっています)。

屋号入りのガラスの入った玄関にはSAKURA-Gのプラスチック板鍵の下足ロッカーとさくらのアルミ板鍵の傘立てロッカーがあります。

さらに引き戸の向こうには番台がありますが、脱衣所や浴室方向が見渡せないように改修されています。

大きな犬が主人・女将とともに番をしています。

飾り天井と木床のシンプルな脱衣所ではSAKURAⅢの普通鍵の脱衣ロッカーが使われており、木製のベンチと物置台に年季が感じられます。keihokuの針式体重計も古めです。

昨年(2010年)8月7日(前日が前夜祭)の石崎奉燈祭(七尾市石崎町)のポスターパネルが飾られていますので、経営者は石川県出身なのでしょう。

<参考>
七尾市観光協会公式サイトの該当ページ
http://www.nanaoh.net/p132.html

東京型の浴室は天井がきれいに大橋ブルーに塗られ、ヒナギク?のワンポイント模様がある壁タイルが使われています。

浴槽は、内側深浴槽が座風呂2基の薬湯(温浴素じっこうでした)、外側浅浴槽が外側に枠付き湯口とバイブラのある赤外線風呂の通常配置で、外側手前にスチームサウナ(無料)があり、その向こうに小さな水風呂(なぜか水カランが2つ列んでいますが1つは出ません)、手前壁付きで立ちシャワーが列んでいます。

カランは固定シャワー付きの銀色のハンドル状の押し手で、内側8つ、4つ&4つの島、外側4つの配置です。

黄色のケロリンの湯桶が使われています。

お勧めは早川利光氏によるペンキ絵で(少し側面に続いています)、浴室中央に富士が聳える波飛沫の豪快な西伊豆は、平成19年8月25日に描かれたものですが、ベニヤ板に直書きのためかほとんど傷みがありません。

補足(2012.1.16)
女湯は伊豆海岸で道にはレトロなバスが走っています。

隅田川沿いで向島を眺めつつ夕涼み・・・と江戸時代を想像するのも面白いでしょう。是非!

注)味のある下町・・・ではありますが、斜向かいがハローワーク上野の玉姫労働出張所でもあり、路上生活者の目立つ地区に隣接しています。お得意でない方は(特に女性やお子さんの場合など)日の高いうちの訪問をお勧めします。

追記(2011.12.19)
「1010 113 2011/December TOKYO銭湯物語 ●この銭湯の隠し味 P.P.8~9」もご覧ください。建物は平成元年築で、やはりご主人は石川県出身、看板犬はロッキーくんだそうです。

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【2011/11/22 16:34 】 | 東京都 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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