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例によって既に昨日になりましたが、久し振りに帰省先の北海道旭川市の銭湯リポートです。
雪の中の正面写真(全景)をどうぞ! 旧電車通り※であった旭川市のメインストリートの1つである四条通りを旭川駅側から東方向に進んだ比較的古い住宅地にある「旭川支部-旭川8 いこい湯(5条通24丁目右15号)」を訪れました。 昭和19年の創業で、昔は路面電車の電停近くだったとのことです。 ※現在はバス会社の(株)旭川電気軌道の路面電車(東旭川線・東川線)が走っていました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%AD%E5%B7%9D%E9%9B%BB%E6%B0%97%E8%BB%8C%E9%81%93%E6%9D%B1%E6%97%AD%E5%B7%9D%E7%B7%9A http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%AD%E5%B7%9D%E9%9B%BB%E6%B0%97%E8%BB%8C%E9%81%93%E6%9D%B1%E5%B7%9D%E7%B7%9A http://motonr.blogworld.jp/mt/2010/03/post-369.html http://nishimiyaushiro.web.fc2.com/haisen/asaden/asaden2.html http://www5.kcn.ne.jp/~namachan/newpage14.htm 正面を昭和モダンなフロント型に改造してありますが、後部は木造&茶色のトタン屋根の古い簡素な外観のままです(蓋状の屋根の付いた細い円筒型の湯気抜きが見えます/細い円筒型煙突は使われていない?/2階は自宅?/ヘアーサロン併設)。 道北らしい燃料店の広告が掲げられた玄関を入りさらに奥の引き戸を入ると(どちらも入口は2つですが男女別ではありません)、三和土から一段上がって共通のフロントになっています。下足箱は事務用のスチール製です。 浴室は、調節用の蓋の付いた径30cm程度の湯気抜きが2つある船底天井で、紅葉の柄の乳白色・ピンク・緑系のタイルを始めとした比較的古いタイルのままです。浴室中隔壁の上部は横長方形のガラスブロック壁で手前側に下部が比較的広く開いた管理用のドアがあります。 浴槽は、外側縦配置で、手前から深浅2段の薬湯(宝寿湯)・深めのバイブラ浴槽-(隔壁の下部に連結パイプ&間にタイルで飾られた作り付けの湯口とツルカメの11/2の水カラン)-ジェット2基の深めの浴槽(ホームベースを縦割りにした形)…これら2つはゲルマニウム風呂・深めの水風呂(変形5角形)と並んでおり、正面奥が広めの熱気サウナ(湿式サウナ/5人は座れるが座マットは3人分/水風呂の裏に続く変わった形)もあります。 浴槽の背面=浴室外側の窓の前が観葉植物(5本)のスペースになっています。 熱気サウナ(湿式サウナ)が後で増設されたものと想像しますが、その中に「滝壺脇から幅広の滝を見る2人の女性(女湯は白樺林の中の湖から望む山々)」のモザイクタイル絵(縦約1.2m×横約1.5m)があります。 カランは、内側8つ(最奥はサウナのために狭苦しい)と4つ&4つの島になっており、水が斜め上の配置で、▽の押し手が主流で水の6つのみが宝です。付いている固定シャワーは修理も加わってバラバラです。 黄色に加えて、側面に浴場用と赤字で書かれた白色のケロリンの湯桶(関西サイズ)や、緑のM字椅子も使われています。 勿体を付けて最後に書きますが、脱衣所が感涙もののレトログッズ満載です。 男女の境目に大きなモスグリーンの三枚羽根の天井扇があり、その下には「江戸東京たてもの園の子宝湯」や「かつて日本最北の銭湯であった北海道稚内市の旭湯」などにあった「広告ボックス」が現役で使用されているのです(医院3つ・歯科医院1つ・蕎麦屋1つ・お菓子屋1つ・贈答品店1つ)。 籐製の籠に加えて、おしどりの鍵で(受け側に用心と書かれている)戸も木製の相当古い脱衣ロッカーが使われています(紛失により4つほどしか鍵が残っていないのが実に残念!)。 木製身長計・火災報知器・かつて使われていた傘立てなどにも昭和の香りが一杯です。 当然のように女湯にはお釜型ドライヤーもあります。 意外と言っては何ですが、驚きのレトロ銭湯です。 旭川駅から四条通りを東方に向かうバスに乗って近くの停留所で降りるといいでしょう(旭川市中央部は碁盤の目構造なので簡単です)。 旭川電気軌道 http://www.asahikawa-denkikidou.jp/ 道北バス http://www.dohokubus.com/ 旅人のチャレンジをお待ちしています。 PR |
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