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もしも・・・もしも営業が続けられていたならば、千葉県最古(明治25年)の創業で千葉県南限かつ西限の銭湯であったであろう「館山 梅乃(の)湯(館山市沼895)」。
このHPを拝見し、感動し、入れなかったことを心から悔やんでおりましたが、 http://www.sairosha.com/meisento/tiba.htm YAHOO!のmapではまだ消されていないことに僅かな期待を寄せ、現状を確認しに行くことにしました。 千葉県の銭湯を極めるためにはどうしても外せない廃業銭湯の1つと思われてならなかったためです(建物が残っているならお勧め銭湯遺跡に加えねばなりません)。 しかし・・・しかし・・・しかし・・・、やはり時の流れには逆らえず、完全に消滅し、新しい建物と駐車場になってしまっておりました。 彼の名銭湯は・・・永遠に時と記憶と記録の彼方の存在になってしまいました(看板などの遺物を郷土博物館などで公開していただけるとよいのですが・・・)。 同様に、 ☆館山 朝日湯(館山市北条1559) 完全に消滅し恐らく住宅に・・・。 ☆鴨川 松の湯(鴨川市横渚892) 完全に消滅し恐らくアパートに・・・。 ・・・と、そこには何の痕跡もありませんでした。 唯一、「鴨川 第一花乃(の)湯(鴨川市貝渚3271)」が、建物は完全に消滅し住宅になっておりましたが、写真のような門柱?がかつての存在を留めていました。 1軒でも多くの銭湯が生き残り、周りに歴史と暖かさを届け続けてくれることを、心より願ってやみません。 合掌! 追記 HPの関係部分も修正しました。 http://sentotanbonin.iiyudana.net/ PR |
千葉県公衆浴場業生活衛生同業組合未加入の銭湯「東金 松の湯(東金市東金1407)」の情報を入手しましたので、2010.11.13に訪問・確認してきました。
これで本当に千葉県銭湯全制覇だと思うのですが・・・(他にも組合未加入の銭湯がありましたらお教え下さい)。 同名のHPの関係部分も修正しました。 http://sentotanbonin.iiyudana.net/ HPには全景写真を掲載しましたので、こちらは入口のややアップの写真をどうぞ! JR東金駅北口から趣のある商店街をそぞろ歩いてすぐの、これまた歴史を重ねた建造物が散在する地区にあります。半人工湖※である八鶴湖の近くで(浄化プロジェクトのため現在は水が抜かれています)、明治18年創業の八鶴亭も隣接しています。 ※慶長18年(1613年)に造営された徳川家康公の東金御殿(現 東金高校)の御殿前池として谷池(やついけ)を弁天島等を設け整備したもの。 外観は簡素な造りで、建物上部の屋号のペイント(ライトアップあり)・看板・入口前の木造の椅子など手作り感が一杯です。 側面には薪が山積みになっておりますので薪で沸かしているものと思われます。 浴槽は1槽式で(改修済/水の節約のためか外側40cm程が埋められている/これまた節約のためかジェットは稼働していない)、カランは内側4・島3&3(△の鏡!)のみ(外側に広告の名残のある鏡があるので以前はここにもカランがあったのかも・・・)の小型銭湯です(ケロリンの湯桶使用)。 浴室天井は湯気抜きのない周囲をやや折り上げた平天井です。 番台形式で棹縁天井の脱衣所は木製の床や建具も昔のままで、貫目表示の体重計やフジ自動マッサージ機もあり、小さいながらも池のある縁側付きの庭に面しています(トイレの戸も閂を含めて木製!)。 ペンキ絵は、男湯-赤富士、女湯-雲上富士・・・と画題が書かれておりますが、本当に富士のみが描かれており、自作?のもののようです。 ペンキの塗り直しなどもご主人がされておられるようで、節電・節水にも努められているなど、ご苦労が忍ばれました。 ご主人は元第1福助湯(既に廃業/荒川区西日暮里にあったもの?/東京都公衆浴場業環境-今は生活-衛生同業組合発行の東京銭湯マップ'94の荒川29福助湯?)から移ってこられたとのことです(平成6年6月14日の荒川区長他からの賞状が飾られている)。 建物自体も元々は町(市制施行前)が建てたものとのことですので昭和20年代の建築でしょうか。 町の歴史とともに歩んだひなびた典型的地方銭湯ですが、ご主人おひとりで頑張っておられます。お立ち寄りいただければ幸いです。 追記 午後4~8時のみの営業(不定休)ですのでご注意下さい。 |
よくぞ日本に生まれけり・・・日本人に生まれて本当に幸せですねぇ。
だって・・・銭湯(や温泉など)のお湯がふんだんに張られた広い浴槽に思いっきり足を伸ばして入れるんですよ~。USAなどの浅い浴槽やシャワーでは味わえない至福の時がそこにはあります。 ・・・といったわけで、Washington DCからAmtrakで移動して、New York発成田着のANAの直行便で昨日(日付が変わりました)15:00頃に帰国しました。 自宅に荷物を置いて、すぐにまた別のNew York(入浴)に向かいました(使い古された洒落ですが、東京都公衆浴場業生活衛生同業組合による銭湯お遍路のオープニング記念イベントの景品もニューヨーク旅行でした・・・ははは)。 訪れたのはJR総武線東千葉駅が最寄りの「千葉中央11 喜代の湯(中央区椿森1-22-1)」です。 HPには全景写真を掲載しましたので、こちらは玄関側面からのアップをどうぞ!(正面からは撮影する距離がありません/夜の訪問のため写真がイマイチなのはご容赦) 東京銭湯形式のやや小さめの銭湯です。 浴槽(ミクロバイブラ風呂・超音波風呂・薬風呂)を含めて浴室は改修されていますが(湯気抜きが細い長方形/造りからして元々ペンキ絵はなかった?/年季の入ったケロリンの湯桶使用)、脱衣所は昔のままの雰囲気を醸し出しています(番台・古い木製の床・塗り壁・長方形の食い違った格天井?を取り入れた天井-玄関は格天井)。 トイレは水洗化されていますが、大小の境の戸が閂を含めて木製など趣があります。 貫目表示の体重計(国鉄千葉駅前 ドラッグストーアー* 電話一六七八番・・・の広告付き)や昭和52年4月の「風呂の日(26日)高齢者無料入浴の案内」などレトロなアイテムもあります。 *タイプミスではありません。 置き道具用の小さなロッカーに書かれた使用者名には思わずにやり(現地でご確認下さい)。 特筆すべきは「トタン製ながら日本東限?の唐破風※」です。入口上部は木製の透かし入りの窓です。 ※「東京レトロを行く」の管理人さんによる http://www5e.biglobe.ne.jp/~wadyfarm/index.html ぜひ一度、お訪ね下さい。 |
昨日になりますが、久し振りに千葉県のお勧め銭湯の1つ「千葉中央10 東湯(中央区東本町14-35)」を訪れました。
HPには全景写真を掲載しましたので、こちらは玄関正面のアップをどうぞ! 二重千鳥破風の外観が美しい東京形式の銭湯です(もちろん番台形式)。 浴槽はかなりシンプルながら(タイルは新しめですがバブルがあるのみの2槽式です)、浴室は改装され、ペンキ絵がない(全面白タイル)のが惜しまれますが、脱衣所はほぼ昔のままです。 戸や窓や床は基本的に古い木製で(浴室から釜場への戸も木製です)、浴室近くの床には古いタイルがあり、珍しい船底天井です。 寿と福助があしらわれた開店祝いの鏡(奥への戸の上にあります)、鶴亀を始めとした大入りの額5枚(往時の賑わいが忍ばれます)、木製のベンチ、銭湯名入り体重計・・・などレトロアイテムもいっぱい! 昨日はそうでもありませんでしたが、基本的に常連の好みか湯がかなり熱く、節約のため?中央側と島カランの内側のみ使われています。ご注意下さい。 追記1 脱衣ロッカーの鍵の番号がバラバラです。もしかして盗難・・・も原因なのでしょう。決して記念にお持ち帰りになりませぬよう・・・。 追記2 こんなブログを見つけてくれた方へのプレゼント・・・このCMの撮影で使われた銭湯です。 http://response.jp/article/img/2005/12/19/77503/75050.html |
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