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千葉県公衆浴場業生活衛生同業組合未加入の銭湯「東金 松の湯(東金市東金1407)」の情報を入手しましたので、2010.11.13に訪問・確認してきました。
これで本当に千葉県銭湯全制覇だと思うのですが・・・(他にも組合未加入の銭湯がありましたらお教え下さい)。 同名のHPの関係部分も修正しました。 http://sentotanbonin.iiyudana.net/ HPには全景写真を掲載しましたので、こちらは入口のややアップの写真をどうぞ! JR東金駅北口から趣のある商店街をそぞろ歩いてすぐの、これまた歴史を重ねた建造物が散在する地区にあります。半人工湖※である八鶴湖の近くで(浄化プロジェクトのため現在は水が抜かれています)、明治18年創業の八鶴亭も隣接しています。 ※慶長18年(1613年)に造営された徳川家康公の東金御殿(現 東金高校)の御殿前池として谷池(やついけ)を弁天島等を設け整備したもの。 外観は簡素な造りで、建物上部の屋号のペイント(ライトアップあり)・看板・入口前の木造の椅子など手作り感が一杯です。 側面には薪が山積みになっておりますので薪で沸かしているものと思われます。 浴槽は1槽式で(改修済/水の節約のためか外側40cm程が埋められている/これまた節約のためかジェットは稼働していない)、カランは内側4・島3&3(△の鏡!)のみ(外側に広告の名残のある鏡があるので以前はここにもカランがあったのかも・・・)の小型銭湯です(ケロリンの湯桶使用)。 浴室天井は湯気抜きのない周囲をやや折り上げた平天井です。 番台形式で棹縁天井の脱衣所は木製の床や建具も昔のままで、貫目表示の体重計やフジ自動マッサージ機もあり、小さいながらも池のある縁側付きの庭に面しています(トイレの戸も閂を含めて木製!)。 ペンキ絵は、男湯-赤富士、女湯-雲上富士・・・と画題が書かれておりますが、本当に富士のみが描かれており、自作?のもののようです。 ペンキの塗り直しなどもご主人がされておられるようで、節電・節水にも努められているなど、ご苦労が忍ばれました。 ご主人は元第1福助湯(既に廃業/荒川区西日暮里にあったもの?/東京都公衆浴場業環境-今は生活-衛生同業組合発行の東京銭湯マップ'94の荒川29福助湯?)から移ってこられたとのことです(平成6年6月14日の荒川区長他からの賞状が飾られている)。 建物自体も元々は町(市制施行前)が建てたものとのことですので昭和20年代の建築でしょうか。 町の歴史とともに歩んだひなびた典型的地方銭湯ですが、ご主人おひとりで頑張っておられます。お立ち寄りいただければ幸いです。 追記 午後4~8時のみの営業(不定休)ですのでご注意下さい。 PR |
自分が松の湯に行ったときは、
・シャワーは熱すぎる熱湯チョロチョロ使い物にならず ・お湯は水道のようではなく、ボタンを一度押すと少し出て止まってしまう ・熱湯ボタン(熱湯)と水ボタン(冬は冷水)なので調整が難しい ・浴場が寒く、調整しながらではなかなかお湯をあびられないので、体が冷えてくる ・番台さんが「もう時間だからあがれ」と風呂のドアを開けて怒ってくる ・嫌がらせなのか、風呂をあがったら真冬なのに脱衣所の窓が全開 という感じでした。
【2011/02/16 17:02】| | 自分も行ったことがあります #51c313a3f6 [ 編集 ]
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レトロ銭湯の多くは、施設が老朽化しているものの資金がないために容易に改修できず、家族経営のためになかなか休めず(銭湯は営業時間以外の準備も大変です)、それでも地域のニーズがあるので頑張っている・・・っていうのが実情かと・・・。
好き好きではありますが、「こんな体験普通じゃできねぇなぁ」と、レトロ銭湯の味と理解していただけると幸いです。 常連さんの工夫を真似て入るのも一興ですよ(もちろんそれで追い付かないときもありますが・・・)。
【2011/02/16 18:00】| | 銭湯探訪人 #5cf4f5fed0 [ 編集 ]
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