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茨城県古河市 古河浴場
http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/46/ ・・・へのコメントへのお答えを編集して再掲させていただきます。 【以下再掲】 旧来より銭湯が番台方式だったのには、「盗難防止」という意味がありました。例え女湯でも他人の金品に手を出す者がいないとは限りませんし、銭湯の備品や各種商品を失敬する者も少なからずいるのが悲しい事実のようなのです。 また、近年はお客が高齢化していることもあり銭湯で具合が悪くなる方も少なくなく、早期発見(お客の健康状態をそっと観察してくれているのです)及び対処(救急蘇生措置や救急車を呼ぶタイミングが遅くなると助かる者も助からなくなってしまいます)のためには番台の方が望ましいとも言えるのです。実際、人命救助の感謝状が飾られている銭湯も散見されます。因みに「入浴時の事故」は家風呂の方が起こりやすく、発見が遅くなるために重大な結果に結びつきやすいことが知られています(銭湯の方が安全なのです)。 前者に対しては進んだタイプのロッカーなどを導入している場合もありますが、設備投資がかさみ、後者への対処にはなりません。 さらに時代を反映してか、 ・盗撮 女性が犯人の場合も珍しくありません。DVD化して闇で販売するとか・・・。 ・下着ドロ 同様に女性が犯人の場合も・・・。闇で売り捌くとか・・・。「男性下着の盗難に注意」の貼り紙にはさすがに驚きました(その手の方々もいらっしゃるんですねぇ・・・)。 ・・・といったことにも対処しなければならず、女性にとってはむしろ「番台方式」の方が安心だったりする時代なのかも知れません。 フロント方式の場合でも、これらの状況を考慮して監視カメラを設置している場合も少なくありません。 以上のように、お客のためにも脱衣所や浴室は様々な意味で「監視(or観察)」する必要があり、番台方式にはそれなりの大切な理由があるのです。 加えて、番台担当者を全て女性にすると女性客には安心でしょうが、零細?銭湯の多くは家族経営ですので、さすがに無理のようです(女将さんが過労で倒れてしまいます)。 私は男なので女湯の状況は当然に詳しくありませんが、腐妻によれば確かに「状況が許せば(狭くて無理なことも・・・)」衝立が置かれていることもあるようです。 番台方式がいいか、フロント方式がいいか・・・。銭湯の経営者の方々は様々に悩んでおられるようです。 長文かつ説教じみてしまって恐縮ですが、番台方式の良さにもご理解を賜りますと、レトロ銭湯愛好家の1人として大変嬉しく存じます。 今後も引き続き、銭湯をご利用くださいますよう・・・。 念のため追記(2012.9.21) 銭湯(特に女湯)が危険だと言う意味ではありません。銭湯経営者の方々の陰ながらのご努力とともに番台というものの意義を正しくご理解いただきたいのです。 PR |
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