既に一昨日(2012.5.16)になりましたが、例によって仕事を終えて東武スカイツリーライン(…と改称されてしまいました)に飛び乗り、梅島駅から足立区の昔ながらの複雑な町並みを歩いて(南西方向に900m程・・・ただし真っ直ぐには歩けません)、その名も「足立40 足立湯(関原2-6-12)」を訪れました。
ついにスタンプノート4冊目に突入・・・の銭湯お遍路265軒目です。
やや簡素な東京型銭湯の正面フロント改造版ですが、周囲に住宅が建て込んでしまったため、上部に屋号が書かれた入口はコインランドリーと民家の間の奥まった位置にあります。後部には上部が切られて金属製細円筒形煙突が継がれた低い煙突があります。
玄関には木札鍵の松竹錠の下足ロッカーと松竹M型錠の傘立てがあり、さらに自動ドアの奥がフロントと休憩スペースです。休憩スペースは木製の広い縁側のある小さな庭に面し、血圧計用になぜか懐かしい小学校の机と椅子が使われています。
脱衣所はクロス張りの壁ながら立派な木調折上げ格天井で(床も木製)、ディンプル鍵の松竹錠の脱衣ロッカーが使われており、中央に置かれた木製の縁台の下には長方形の籐製の脱衣籠も2つあります。体重計は屋号入りの針式HOKUTOWです。民家が接近していますが、外側は木製の縁側のある庭になっています。
浴室はいわゆる大橋ブルーの天井ですが、女湯のみの梁の前後が斜めに下がっているのが変わっています。
正面壁は「花の咲き乱れる森(男湯)-浴槽背面に埋め込みテレビあり」&「虹の架かる空?(女湯)」の不整形モザイクタイル絵です。
浴槽は基本的に外側やや逆L字配置で内側のボディーマッサージの手前のスーパーエステが前方に半円形に拡がっており、次いでバイブラバス、奥角にヘルスポイントバス(寝風呂)、そして外側手前のぬるめで半身浴に最適な(テレビも正面です)薬風呂(ローズ&サンダルウッド…ワイン色の湯…でした)と並んでいます。内側手前に立ちシャワーもあります。
カランは固定シャワー付きの銀色ハンドルタイプの押し手で、内側5つ(手前1つのみロングシャワー)、5つ&5つの島(最奥側に街灯風の灯りが立っています)、外側5つ(手前1つのみロングシャワー)の配置です。
黄色のケロリンの湯桶が使われています。
足立区の住宅街にそっと佇む銭湯です。いかがでしょう。
[0回]
PR