多忙のためアップが遅くなりましたが、2012.7.22、休日を利用して、「大田58 美奈見の湯(中央1-1-7)」を訪れました。
銭湯お遍路273軒目です。
例によっての『都営地下鉄「夏」のワンデーパス』を利用して、都営地下鉄浅草線馬込駅から丘を下る形で環七通り(東京都道318号環状七号線)に沿って1.6km程南東方向に歩きましたが、JR大森駅から池上通り(東京都道421号東品川下丸子線)を南東に歩いて環七通りを右折(北西方向)した方が近いです。
住宅地に建つ完全ビル型銭湯で上階は賃貸マンションになっており、後部には3面に
ゆと書かれたコンクリート製四角柱煙突が立っています。
木床の玄関では松竹M型錠及びTOKYOの傘立てが使われており、木札鍵(一部はプラスチック鍵)のSAKURA-Gの下足ロッカーの上には、なぜか木彫りの熊や龍に加えてスズメバチの巣が飾られています。
その奧が「'10と'11の風呂屋の富士山詣での記念品バスポスター」が掲示されたフロントと「蛇の抜け殻の福寿額」も飾られた休憩スペースです。
脱衣所は木床ながら簡素でSAKURAⅢの普通鍵の脱衣ロッカーが使われています。下が物入れになっている木製ベンチは以前の建物にあったものと思われます。油絵のレプリカが幾つか飾られています。トイレは温水洗浄便座になっています。
浴室は手前が低く平ら&奧が高くやや向こう下がりの天井で、壁タイルはグリーン系で統一されています。
浴槽は通常の外側奥配置で内側から、深浴槽の薬湯(しょうがの湯/‘結構’熱めの湯)、座風呂2基、バイブラ付きでゲルマニウム湯の浅浴槽と並んでいます。外側奥のガラス扉の向こうに、大きな岩滝状の湯口があり一部が寝風呂になった麦飯石入り岩風呂(ぬるめの湯)があります。外側手前に小さなテレビのある大部分が脱衣所に入り込む形でコンパクトな電磁波中温(85℃)サウナ(無料)があり、その向こうに小さな水浴槽(水位センサー付きの水カランがあります)と頭の上及び4×2×2方向から噴射するボディーシャワーが並んでいます。
薬湯と岩風呂は温泉マーク、座風呂と浅風呂はWaguriの球形の水カランの押し手は、以前の建物にあったものでしょう。
カランは茶色の固定シャワー付きの銀色ハンドルタイプのWaguriの押し手で、内側8つ(手前3つはロングシャワー)、6つ&6つの島、内側向きに5つのみの片島の配置になっており、岩風呂の手前にも固定シャワー付きの茶色(一部は透明)のハンドルタイプの押し手のカランが2つあります。
黄色のケロリンの湯桶が使われています。
子どもが多く(そのために湯がぬるめなのでしょう)、なんと全ての湯桶と椅子が出払い、カランが全て埋まっていました。地域の中心的役割を果たしている銭湯のようです。いかがでしょう。
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