台湾ネタはここらでひとまず置いておくことに致しまして・・・。
例によって一昨日(2012.1.12)になりましたが、久々の平日休みを利用して、台東区北部の銭湯密集地域にある、「台東16 湯どんぶり栄湯(日本堤1-4-5)」を訪れました。
遅ればせながら今年最初の「日本の」銭湯です。
銭湯お遍路237軒目です。
なんだかんだで暗くなってしまいましたので、予め撮影しておいた写真をどうぞ!
私は墨田区にある東武伊勢崎線東向島駅から区界の隅田川を「東京スカイツリーの輝く夜景」を見ながら白髭橋を渡って越えて(時代劇なら渡し船ってところ!)明治通りを西進・・・といったルートでしたが、南千住駅(吉野通りを600m程南下した交差点を右折して200m程進んだ右の路地にあります)や東京メトロ日比谷線三ノ輪駅(明治通りを南東方向に200m程歩いた「三ノ輪二」交差点をそのまま土手通り方向にさらに600m程直進し(明治通り方向の東に曲がらない)、その名も「吉原大門」交差点を左折して200m程進んだ左の路地にあります)が最寄りになります。
昭和期建築?のビル型銭湯で、入口の左右にコインランドリーが配置され、後部には
銭湯マークと
屋号及び
サウナと書かれたコンクリート製の四角柱煙突があり、電光看板が目印です。
ユニークな屋号とそれに因んだイラストの染め抜かれたオリジナル藍色暖簾を潜ると、あまり見ない白のプラスチック板鍵のアクリルの戸の下足ロッカー(K1)と小さなアルミ板鍵の同じくアクリルの戸の傘立てロッカーのある玄関です。
さらに自動ドアの奥が休憩スペースとフロントで、その前には2階の休憩所&マッサージ室への階段があります。
飾り天井の簡素な造りの脱衣所では、シンプルな普通鍵の脱衣ロッカーが使われています。ゴザ敷きの縁台もあります。
浴室も金属スレート平天井のシンプルな造りですが、奥に飾りの瓦屋根があります。
浴槽は内側逆L字配置で外側から、囲われたバイブラ付きの岩風呂風露天風呂(奥のベンチのある割竹風壁材の涼み場-バックヤードへのドアあり-の天井の一部が開いています)兼薬湯(宝寿湯)、寝風呂、電気風呂、内側奥角にミクロバイブラ、座風呂、ジェットエステと並んでいます。続いて滝状水口のある水風呂と立ちシャワー兼2×4方向のボディーシャワー(30秒で自動停止)があります。内側手前に脱衣所に入り込む形で乾式サウナ(別料金)もあります(脱衣所部分の飾り屋根が瓦風/脱衣所部分の広い窓から脱衣所の薄型テレビが見られます)。
カランは固定シャワー付きの銀色ハンドルタイプで、内側なし、7つ&7つの島、外側8つの配置です。
白い無地のケロリンタイプの湯桶が使われています。
ペンキ絵やタイル絵はありません(3回分の風呂屋の富士山詣でのオリジナル富士山背景画が貼られています)
全ての湯水は超軟水とのことです。休憩スペースに掲示された写真によると昭和54年にソーラーシステムが設置されているようです。
気負いのない良い意味で普通の銭湯で、地元の常連で賑わっています。いかがでしょう。
注)味のある下町・・・ではありますが(個人的には昭和30年代そのものの飲み屋があって好きなんです!)、路上生活者の目立つ地区に隣接しています。すぐ北の「あしたのジョーのふるさと」である「いろは会商店街」も、日が暮れるとそのような方々で埋め尽くされます。お得意でない方は(特に女性やお子さんの場合など)日の高いうちの訪問をお勧めします。[0回]
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