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2011.9.28、例によって仕事を終えて、東武伊勢崎線からJR武蔵野線・京浜東北線と乗り継ぎ、「埼玉県さいたま支部102 稲荷湯(浦和区仲町2丁目18-2)」を訪れました。
埼玉県22軒目になります。 日が短くなりましたので、写真は以前に通りかかったときのものです。 JR浦和駅西口の西北西500m程の旧市街にあります。 「松に鶴」の鮮やかな懸魚のある千鳥破風を冠した宮造り銭湯の「和風の外観を守った正面フロント改造版」のようです(正面壁の下部に石製の装飾があります/後方にある煙突は真新しく低い枠付き金属製細円筒型です)。 向かって右側の「屋号が染め抜かれた藍色のオリジナル暖簾」を潜ると玄関で、さくらの木板鍵の下足ロッカーや松竹M型錠の傘立てがあります。 フロントの足下のショーケースの下には、かの有名な、 江戸川36 友の(乃)湯 http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/59/ ・・・程ではありませんが、シンプルながらご主人の趣味の鉄道模型があり(国鉄色の客車も・・・)、子どもが希望すれば動かしてもらえるとのことです。 休憩スペースに掲示された、店主による「九十三歳の書」には思わずニヤリとします(是非その目でお確かめください)。 脱衣所はきれいな木床(浴室前はマーブルタイル)&白壁&折上げ格天井(折上げ部は白系で天井部は明るい木調…改修した?)で、中隔壁は引き戸になっており(銭湯行事の際に繋げられる)、その上には竹組みの飾り、そして何やら古めかしいシャンデリア(電球がカラフル)がぶら下がっています。 SAKURAⅡのアルミ板鍵の脱衣ロッカーが使われ、ゴザ状の縁台が置かれ、瓦屋根の飾りの下の外側の増築部?には、miriCon Boxという1人用サウナ?もあります(動くかどうかは不明)。 浴室は東京型ですが、天井や壁には乳白色のトタンが張られ、梁の飾り彫りはなぜか黄色です。 浴槽背面は一部に魚や小鳥のいるレリーフタイルで、正面壁のかつてはペンキ絵があったであろう部分には薄い青色の縦型金属壁材が張られ、男女の浴室それぞれにミッキーマウスやミニーマウスの半立体飾りが3匹?ずつおります。 興味深いことに、浴室中隔壁の中央部が普通より1m程高くなっており、そこには、「(カラフルな)2番の鶴」「洋風の3人の女性」「(消えているがおそらく)花」の切り絵(透明アクリル板に入っている)があります。 通常位置にある浴槽は古いタイルを残しつつ改修されており、内側から座風呂1基のある深風呂(水カランはバルブ!)、1本ジェット2基のある浅風呂、囲われた1人用?古代檜風呂と並んでいます。 外側手前に水風呂が増設され(洗い場と同じ水カランがなぜか捻れて設置されています)、内側手前に立ちシャワーもあります(足下に古い温泉マークの押し手の水カランがあります)。 カランは押し手がピンク系!のハンドルタイプで、内側5つ、4つ&4つの島、外側5つの配置です(全て固定シャワー付き/外側の1つのみ固定シャワーのハンドルが温泉マーク)。 床やカラン部のタイルは補修されていますが、まるで「タイルカタログ」のようになっているのは非常に面白く感じます(これも味!)。 黄色のケロリンの湯桶に加え、サイドに埼玉県浴場組合と入った白色のケロリン型湯桶が1つあります。 すぐ近くに、なかなか味のある「おでん専門店K(敢えて店名は伏します)」もあったりします。一っ風呂&一杯をお楽しみいただけますと幸いです。 PR |
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