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今回は何とか同日中のリポートです。
しばらくぶりにJR蘇我駅から外房線の東側沿いを南方向に少し歩いた住宅地にある「千葉中央1 今井湯(南町3丁目21-25)」を訪れました。 HPよりもやや近景の写真をどうぞ! 二重千鳥破風を冠した東京型銭湯のフロント改造版です(玄関前の樹が立派です)。 内部は昔の造りを残しつつ近代的に改修されています。 浴槽は、奥に座風呂2基と寝風呂2基と外側が前方に拡がり角に電気風呂のある浅浴槽、内側手前に立ちシャワー、外側手前に水風呂となっています。 ペンキ絵の代わりにBOB CLEMENSによるMALIGNE湖(Canada Alberta州のJasper国立公園にある)から望むカナディアンロッキーの写真があります。女湯は「夕日の雪原」のように見えますが、湯気が濃くてはっきりしません。 カランは内側6つに5つ&5つの島と3つ&3つの島の配置になっています。 浴室は、外側奥がガラスブロック壁で、花模様や女性模様のタイルも使われています。 黄色のケロリンの湯桶もあります。 浴室には有線放送(演歌)が流れています。 白壁と洒落た船底天井の脱衣所にはかつて使われていた後付けの箱形フィンランドサウナがあります。 脱衣所と休憩スペースには第105代(1984-1985)文部大臣(文部科学大臣ではない!)の松永光の文章が飾られています。 驚くことに休憩スペースの奥に床の間付きの6畳の和室があり、2本の掛け軸、鱸の魚拓(体長88cm 重さ62kg 袖ヶ浦海岸 平成8年10月29日)、箱火鉢などの古民具などがあります。 独自の回数券もあります。 営業が「水~日の16:00~22:00」と限定されていますので、気を付けてお越し下さい。 追記(2012.12.4) 2012.10.25に廃業を確認しました。 <参照> 千葉中央1 今井湯【廃業】 http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/527/ |
例によって既に昨日になりましたが、仕事が早めに終わったので、久し振りに「木更津1 人参湯(木更津市中央3-4-39)」を訪れました。
参考HP:木更津市 「みなとまち木更津」のレトロ建築 http://www.city.kisarazu.lg.jp/14,749,40,267.html 個人的な「千葉県のお勧め銭湯」の1つです。 JR内房線の木更津駅からちょっと歩いた「繁華街に近い旧市街」にあります。 昭和7年(1932年)の創業で、昭和24年(1949年)に現在の主人が引き継いだとのことです(前身の銭湯は昭和4年(1929年)発行の絵図(鳥瞰図)や町内案内に掲載されています)。 現存する建物は、地方では珍しい二重千鳥破風の豪奢な外観で、昭和27年(1952年)の建築です(脇道から側面が観察可能)。 オリジナル暖簾と玄関中央壁の福助(小さな九谷焼三六角タイル絵)が出迎えます。 木調の折上げ格天井(玄関も格天井)で木床の昔のままの脱衣所には(もちろん番台形式)、縁起物の大熊手(非常に大きい!)や人参湯の版画が飾られています。 脱衣ロッカーに加えて籐製の籠もあります。 詳細は伏しますが、非常にレトロなトイレです(私にとっては非常に懐かしい!)。 浴室はきれいに改装されており、浴槽も人参湯(薬湯/温浴素じっこうでした/バブルあり)・座風呂2基・浅浴槽(岩入りの湯口とバブルあり)の逆L字型配置に改修されています。 外側手前に立ちシャワー2基があるため、その脇のカランは2基しかありません。 ペンキ絵は丸山清人氏によるもので(平成17年8月8日)、男女の浴室の境に富士が配された一枚物の本栖湖です。やや汚れが付いてきましたが、その雄大さは今だ健在です。 側面に赤線の入った黄色のケロリン型湯桶が使われています。 大人\410、中人\170、小人\70と平成18年12月1日の料金のままです。 往時の木更津を彷彿とさせる銭湯です。遠くから訪れる価値は十分にあります。 追記 HPの写真を入れ替えました。 http://sentotanbonin.iiyudana.net/ |
例によって既に昨日になりましたが、散髪したのを切っ掛けに、久し振りに「千葉中央8 神明湯(神明町23-23)」を訪れました。
HPには全景写真を載せましたので、 http://sentotanbonin.iiyudana.net/ こちらは入口付近のアップをどうぞ! 京成千葉中央駅からやや歩いた再開発が進む市街地にある、東京型銭湯を基本とした簡易な造りの小型銭湯です。横の駐車場から側面が観察可能で、枠付き金属製細円筒形煙突があります。 電気看板は、新しいものに加えて、手書きの味わいのある懐かしいものもあります。 斜めの道路に斜に建てられているので、横向きのフロントと小さな休憩所に直接続く玄関(戸に屋号・数段上がります)は三角形です。 浴室・脱衣所・休憩所~フロント~玄関ともに天井が低く、こぢんまりした感じです。 女湯の奥にバックヤード(釜場ではない?)があるようで、通常の男湯の内側奥から女湯向きに戸があり、女湯の浴室(外側奥角がカットされた形になっているようです&浴槽の状況はわかりません※)と脱衣所(変わった形になっていると思われます※)が男湯より手前側にずれた配置になっています(そのためにフロントが横向きなのでしょう)。 ※情報あればお教え下さい>女性の方 したがって、湯気抜きがまるで立体パズルのピースのような形になっています(現地でご確認を・・・)。 浴槽(パイプで仕切られたのみの1槽式・内側にジェット2基・外側にバイブラと岩入りの湯口)や浴室(木製の天井と壁の上部は大橋ブルーでしっかりとペイント)はタイルも新しくきれいに改装されています。 カランは、内側・外側に4つずつと(奥3つは固定シャワーで手前1つはロングシャワー)、2つ&2つの鏡もシャワーもない島があります。 黄色のケロリンの湯桶も使われています。 脱衣所の鏡の下部の広告やその下の木製物置場が昔を偲ばせます。 なぜか脱衣所にはゴーギャンなどの絵のレプリカが飾ってあります。 なかなか変わった構造の銭湯です。一見の価値がありますよ。 |
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