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今回の旅に「芸術」が不足していると感じていたところ、せっかくだからと最終日にノートルダム寺院を訪れてみますと(かなり前にParisのノートルダム寺院も訪れたことがあります)、聖堂(BASILIQUE)を会場に、Deuxième du Concours international d'orgue du Canada(CIOC/Second Edition of Canadian International Organ Competition)のファイナル(EPREUVE FINALE/FINAL ROUND)が行われていました。
・・・というわけで、もう1つだけ、銭湯には関係ないキーワードで検索してきた方が銭湯ファンになるように・・・という姑息な?記事をご容赦ください。 3年前に始まり、3年毎の開催のため今年が第2回となる、アメリカ大陸唯一の国際オルガン・コンクールだそうです。 公式Web Site http://www.ciocm.org/ (フランス語版と英語版があります) 第1ラウンドには11カ国から16人の若手オルガン奏者が参加し、第2ラウンドは10人に絞られ、最終ラウンドはさらに絞られた5人で競われます。 Jared Ostermann(USA)、Balthasar Baumgartner(Germany)、Christian Lane(USA)、Jens Korndörfer(Germany)、Jean-Willy-Kunz(France)の5人が(16:00からのセッションで3人&20:00からのセッションで2人)、それぞれ持ち時間1時間で、オルガン曲はさほど長くないので古典から現代曲までの数曲ずつをパイプオルガンで演奏しました。 結果は・・・Christian Lane(USA)の優勝でした。 思ったのですが、パイプオルガンの多くは当然ながら聖堂の後方(または側方)にあります。 なぜならば、正面にはキリストや聖母マリアや12使徒や天使などがあしらわれた祭壇があるからです。 つまり、パイプオルガンの音楽(特にミサ曲などの宗教音楽)は正面から受け止めるものではなく、元来的に後方から押されるように聴くもののようです。 JOHANN SEBASTIAN BACHの曲などを聴いていると、まるで音楽に押されてキリストの御許に近づいていくような感覚になります。 こんな経験、日本ではなかなかできません。 PR |
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