既に一昨日(2012.4.25)になりましたが、例によって仕事を終えて東武スカイツリーライン(・・・と改称されてしまいました)に飛び乗り、北千住駅から千住大橋で隅田川を渡って遙々?歩いて、「荒川35 鴻の湯(東日暮里2-20-10)」を訪れました。
銭湯お遍路260軒目です。
すっかり暗くなってしまいましたので以前に撮影しておいた写真をどうぞ!
最寄りは都電荒川線荒川区役所前駅で、その南方500m程のJR常磐線近く(南側)にあります。さらに南側の「二の坪通り」に昔の町名が名残りを留めています。
簡素な造りの東京型銭湯の正面フロント改造版です。後方に枠付き金属製細円筒型煙突があります。
両脇がガラスブロック壁(青入り)で上部のガラスに屋号の書かれた玄関では新しい松竹の木札鍵の下足ロッカーと松竹M型錠の傘立てが使われています。
自動ドアの向こうが簡素なフロントと休憩スペースです。
脱衣所も簡素ですが、木床で新しめながら木調格天井になっています。松竹の普通鍵の脱衣ロッカーが使われています。浅草の懐かし映画館の案内に加えて、映画「テルマエ・ロマエ」のポスターとテルマエ・ロマエ版の「入浴する前にごらんください Look! Before you go in...(残念ながらラテン語併記ではありません)」も貼られています。外側手前が拡張されており、その奥側から浴室外側にかけてが庭になっています。その木製の縁側から続くコンクリート製の通路を奥側に向かうと水洗トイレがあります。
浴室は東京型ですが、かつてペンキ絵があったであろう部分はライトブルー、天井や壁は主に乳白色のプラスチック製建材で覆われています。外側壁の一部はガラスブロック壁(青入り)になっています。
浴槽は逆ちょっとL字配置で、内側にハイパワーエステとボディジェットが並び、中程に半寝風呂(ハイパワーエステが強力で横に流されそう・・・)、外側奥にバイブラ・・・となっています。内側手前に立ちシャワーもあります(
赤と
青のハンドルです)。
カランは固定シャワー付きの銀色丸ハンドルタイプの押し手で、内側6つ、5つ&5つの島、外側4つの配置です。
無地の黄色ケロリン風湯桶が使われています。
都会の喧噪から一線を画せる下町の銭湯です。いかがでしょう。
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