なんだかんだでアップが遅くなりましたが、2012.6.14、例によって千葉方面の仕事帰りに車で久し振りに、「松戸7 ニューだるま温泉(栄町4-222)」を訪れました。
HPには全景写真を載せましたのでこちらは入口付近のアップをどうぞ!
JR常磐線北松戸駅(西口)の北西800m程の、その名も「だるま通り」に建つ(北松戸工業団地さらには昔ながらの商店街(ふれあいの街 栄町一番会)を通り抜けます)簡素な東京型銭湯の正面フロント改造版です。後方に
温泉マークと屋号(
ニューだるま温泉)の書かれた金属巻き?コンクリート製円筒型煙突が聳え立ちます。
創業は高度経済成長期終盤(第二次高度経済成長期では中盤)の昭和42年(1967年)とのことです。
薪で沸かしているようです(脇に大量に積み上げられています)。
コインランドリーの黄色のひさしと脇の電光看板に屋号が表示された簡素な玄関では、鶴と亀のイラストの鮮やかな斜め型の木札鍵の下足ロッカーと松竹M型錠の傘立てが使われており、映画「テルマエ・ロマエ」のポスターが貼られ、屋号通りの大量のだるまグッズが棚に飾られています。
その奥が手前にフロントのある休憩スペースで、正面壁には南方の砂浜のプリントが張られ、屋号入りのピンクの福だるまを筆頭に、七転び八起きの額など、至る所、だるま・ダルマ・達磨・・・です。
脱衣所は木床の簡素な造りで、メーカー不明のディンプル鍵の脱衣ロッカーが使われ(フロントでの貸し出し方式)、木製身長計(頭の当たる部分にもだるま!)やぶら下がり健康器(低いので物干し化している?)が置かれ、休憩スペースとの壁の上にはNationalの扇風機が据え付けられています。テルマエ・ロマエ版の「入浴する前にごらんください Look! Before you go in...(残念ながらラテン語併記ではありません)」も貼られ、貴重品についての注意書きは「フロントえ(原文まま)」になっています。
浴室はいわゆる大橋ブルーに塗られた蒲鉾天井ですが、中央に横長八角形の湯気抜きがあるという特徴的な造りです。下部のタイルは改修されており、中隔壁や薬湯(後述)背面の青系タイルにはヨットの浮かぶ港の風景などの洋風の柄が配されています。
正面壁は花を象ったレリーフタイルになっています。
浴槽は通常の外側奥配置で内側から、座風呂2基、背面に岩入り格子状湯口とジェット2基のある浅い超音波風呂、中央に金属バーのあるバイブラ付きの電気風呂と並んでいます。外側手前に立ちシャワー(朝顔型のシャワーが中央(高)と左右(低)の3つありますが中央は出ないようです)、その手前にバイタル熱気浴室(湿式サウナ/無料)があり、その壁に沿った入口脇に丸みを帯びたホームベース型で外が
赤いタイルの薬湯(ぬるめの青い湯でした)もあります。
カランは固定シャワー付きの
赤と
青のハンドルタイプの押し手で(全て丸鏡)、内側5つ、5つ&5つの島、外側7つ(+手前1つはロングシャワーのみでカランは撤去)の配置です。
黄色のケロリンの湯桶が使われています。
近くの松戸競輪場のついでにお寄りになるのも一興でしょう(擦らないよう注意?)。是非!!
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