多忙のためアップが遅くなりましたが、2012.7.5、例によって千葉市での仕事帰りに、車で久し振りに、「市川6 恵比寿湯(新田3-19-16)」を訪れました。
HPには全景写真を載せましたのでこちらは入口付近のアップをどうぞ!
JR総武線市川駅(南口)の南東方700m程の住宅地にあるコンクリート建築の比較的新しい東京型銭湯(のおそらく正面フロント改造版)です。後方にはコンクリート製円筒型煙突が聳え立ちます。
電気看板の埋め込まれた煉瓦調の壁に囲まれた玄関では木札鍵の松竹錠の下足ロッカーとアルミ板鍵の松竹錠の傘立てロッカーが使われています。
自動ドアの奥がフロントとその前のこぢんまりした休憩スペースで、七福神の乗った宝船のカラフルなイラストの額が飾られています。
木床の簡素な脱衣所の男女どちら側の天井にも12本の蛍光灯が対角線入り六角形に組み合わされた照明があり、ディンプル鍵の松竹錠の脱衣ロッカー(鍵はフロントで下足の木札と交換です)が使われています。贈られた屋号入りのTANAKAの針式体重計と新しめのゴザ敷の縁台が置かれています。市川市浴場組合のイラスト入り「お風呂のルール」も貼られています。
手前側には小さな金魚の泳ぐ池のある手入れの行き届いた庭があり、コンクリート製の縁側の先は水洗トイレになっています。
玄関・休憩スペース・脱衣所に映画「テルマエ・ロマエ」のポスターとテルマエ・ロマエ版の「入浴する前にごらんください Look! Before you go in...(残念ながらラテン語併記ではありません)」が複数貼られています。
浴室は東京型に準じていますが、天井は側方の流れ部分も含めて青く塗られたコンクリート製で、湯気抜き部分の中央にはやはりコンクリート製の横梁があります。下部の壁はヨットや港の風景の洋風柄を配した青系タイルで、正面壁は渦巻き銀河のような模様のレリーフタイルになっています。
浴槽は通常の外側奥配置で内側から、バブル付きの深浴槽、バイブラとジェット1基のある浅浴槽、囲われた外側に石入りの格子状湯口のある浅い座風呂2基(白い壁タイルの一部にかすかに洋風の女性柄の名残があります)の3槽式です。外側手前に固定シャワーも2基あります。
カランは固定シャワー付きの
赤と
青のハンドルタイプの押し手で、内側8つ(固定シャワー1つは修理中)、6つ&6つの島、外側4つの配置です。
黄色のケロリンの湯桶が使われています。
7月14日(土)、15日(日)、16日(祝)は恒例の銭湯フェアで半額とのことです。これを機会にいかがでしょう。
なお、お車で来る場合、正面の細い道は一方通行になっており、すぐ南側の太い道からは進入できませんのでご注意を・・・。
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