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いつものように既に昨日になりましたが、予告通り?2軒目の茨城県の銭湯である「古河浴場(古河市東1丁目11-3)」を訪れました。
情報によると、古河市最後の銭湯のようです(最盛期には9軒あったとか・・・)。
JR古河駅東口至近の小さめのビル型銭湯です(2&3階は自宅らしい・・・)。
創業50年余りのようです(営業許可証の日付は昭和53年11月27日/古河浴場組合&保健所による営業時間の案内の日付は昭和42年8月1日)。
薪で沸かしているようです(裏に枠付きで細めのコンクリート製円筒形煙突)。
・オリジナル暖簾
・玄関正面に兄弟一同から贈られた鶴亀の大入りの額
・額に入れられた「殿方」「御婦人」の表示
・正面側がない(衝立のみ)変わった形状の低い番台(後ろに神棚) ・縦割り瓢箪型浴槽-上(内側)は深くエスロン管そのままの湯口/下(外側)は浅い/境目に岩を模した湯口と水カラン(大型&真鍮製小型) ・浴槽背面に岩状タイル装飾?釜場への戸の上に岩を模した飾り ・カランの上の道具を置き場が狭い
・カランは内側6、島3&3(鏡もシャワーもなし)、外側5で、湯がやや大きい
・ケロリン湯桶使用
・・・と昭和風ビル型レトロ銭湯といった雰囲気が漂います。
入浴料金は大人350円、中人130円、小人70円と平成10年3月1日のままです。
茨城県で東京に1番近い?銭湯で、JR東日本のホリデー・パス(2300円)の区域にあります。
銭湯愛好家のチャレンジをお待ちしております。
参考HP(よい内容です)
めっかった群馬 とっておき探訪
http://www.mitsuketa-g.com/tanbou/4236.html PR |
温度が熱すぎず、柔らかい触感をもったお湯で気持ちがよかったですね。洗い場がレトロな雰囲気で落ち着いているのもいいし、脱衣場も掃除が行き届いていました。番台は見たことがないタイプですが、何ていうでしょうか?ただ、その番台にオジサンが座っているのは、女としてはイヤでしたね!要改善点はその1点のみ。
【2012/09/16 08:15】| | 匿名希望 #990d02a44e [ 編集 ]
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コメントいただき誠にありがとうございます。タイ・マレーシア・シンガポールに行っておりましたので、お返事が遅くなりました。済みません。紹介させていただいた銭湯のご訪問に心より感謝申し上げます。東京型銭湯は高さのある立派な番台が特徴の1つとされておりますが、地方銭湯の多くは低い簡素な番台であることが多いようです。女性の方には「覗かれるのでは…?」というご心配もおありになるようですが、そのような不届き者は即刻退場!になりましょうから、なにとぞご安心くださいますよう…。なお、番台担当者を全て女性にすると女性客には安心でしょうが、零細?銭湯の多くは家族経営ですので、さすがに無理なのではないかと思います(女将さんが過労で倒れてしまいます)。例えば男性医師が職業上接する女性患者の裸に何らの感想を持たぬのと同様、番台のオジサンもプロとお考えいただけますと幸です(若い男性は番台に座らせないようにしているとお聞きしました…古典落語の「湯屋番」になりかねない!?)。そんなご心配に配慮して、番台からフロントに改装する銭湯も少なくありませんが、多額の改装費はかかりますし、ある意味で銭湯の風情も無くなってしまうように思いますし…。男の勝手な言いぐさ&ノスタルジーかも知れませんが…。
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レスを頂き、ありがとうございます。私も感情任せに要改善などと申しまして、ごめんなさい。仰ることは、ごもっともだと思います。今さら「番台から見られてないかしら」なんて気にする歳でもないのですが、それでも主人以外の男の人の前で裸になることには、かなり抵抗があります。産婦人科でも上半身は脱ぎませんし、裸の下半身との間には衝立を置くなど女性患者への配慮がみられます。互いの視線を遮る目隠しも何もない脱衣場で裸になれというのは、余りに配慮不足ではないでしょうか?
【2012/09/18 23:32】| | 匿名希望 #990d02a44e [ 編集 ]
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旧来より銭湯が番台方式だったのには、「盗難防止」という意味がありました。例え女湯でも他人の金品に手を出す者がいないとは限りませんし、銭湯の備品や各種商品を失敬する者も少なからずいるのが悲しい事実のようなのです。
また、近年はお客が高齢化していることもあり銭湯で具合が悪くなる方も少なくなく、早期発見(お客の健康状態をそっと観察してくれているのです)及び対処(救急蘇生措置や救急車を呼ぶタイミングが遅くなると助かる者も助からなくなってしまいます)のためには番台の方が望ましいとも言えるのです。実際、人命救助の感謝状が飾られている銭湯も散見されます。因みに「入浴時の事故」は家風呂の方が起こりやすく、発見が遅くなるために重大な結果に結びつきやすいことが知られています(銭湯の方が安全なのです)。 前者に対しては進んだタイプのロッカーなどを導入している場合もありますが、設備投資がかさみ、後者への対処にはなりません。 さらに時代を反映してか、 ・盗撮 女性が犯人の場合も珍しくありません。DVD化して闇で販売するとか・・・。 ・下着ドロ 同様に女性が犯人の場合も・・・。闇で売り捌くとか・・・。「男性下着の盗難に注意」の貼り紙にはさすがに驚きました(その手の方々もいらっしゃるんですねぇ・・・)。 ・・・といったことにも対処しなければならず、女性にとってはむしろ「番台方式」の方が安心だったりする時代なのかも知れません。 フロント方式の場合でも、これらの状況を考慮して監視カメラを設置している場合も少なくありません。 以上のように、お客のためにも脱衣所や浴室は様々な意味で「監視(or観察)」する必要があり、番台方式にはそれなりの大切な理由があるのです。 私は男なので女湯の状況は当然に詳しくありませんが、腐妻によれば確かに「状況が許せば(狭くて無理なことも・・・)」衝立が置かれていることもあるようです。 番台方式がいいか、フロント方式がいいか・・・。銭湯の経営者の方々は様々に悩んでおられるようです。 長文かつ説教じみてしまって恐縮ですが、番台方式の良さにもご理解を賜りますと、レトロ銭湯愛好家の1人として大変嬉しく存じます。 今後も引き続き、銭湯をご利用くださいますよう・・・。 |
何か議論が噛み合わないような気がいたしますが・・・
男の方が番台に座っていることによる利点を、端から否定する気はありません。 それだけに、女性客に対する細やかな配慮を、銭湯にお願いしたいのです。
【2012/09/21 23:36】| | 匿名希望 #990d02a44e [ 編集 ]
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ここで議論をするつもりなど毛頭無いのですが・・・。
ご訪問いただいた「茨城県古河市 古河浴場」もそうですが、家族経営・・・といってもご高齢のご夫婦のみということも珍しくなく、どちらかがご他界された後も地域のために続けられていることも少なくありません・・・の零細?銭湯では、家族の女性のみを番台担当にすることなど無理で、当然にアルバイトを雇うことなどできず、フロント方式その他の改装にかかる費用の捻出もかなわず、狭い脱衣所では「ご高齢の常連さん」の危険を増すような「衝立などの設置」も非現実的です(導線が複雑化して転倒→大腿骨頸部骨折→寝たきり化→死亡・・・という危険性が増大します)。 問題の「茨城県古河市 古河浴場」の脱衣所もコンパクトかつ中央にも脱衣ロッカーが設置された造りで、とても衝立など置くことができない状況と判断せざるを得ません。 これまで説明してきたように「お客の安全」や「各種犯罪の防止」を優先せざるを得ず(各種法令や関係官庁からの要請もあります)、多くの番台方式の銭湯は「配慮したくてもその方法が見つからない」というのが偽らざる現実だと思われます。 ここまで繰り返してご主張なさるからには「当然すべき現実的に可能な具体的配慮」をご存じなのでしょう。 いただいたコメントから察するに、銭湯経営者の方々も少なからず当ブログを注目されているようです。 参考になるかと思いますので、是非ともその「名案(妙案)」をお聞かせくださいませ。 |
たぶん男性には理解されないんだろうなと思いながら割り込んでみます。
私(中年女)もたまに銭湯に行きます。番台から視線を感じることもありますが、ストレンジャーだからちょっと注意してるんだろうと思って気にしません。 先日、都内の銭湯に行った時のことです。夜6時過ぎでしたが、私以外は常連客で10名くらいいましたが、しばらくして潮が引くようにみなさん帰られました。私はひとりのんびりお湯を満喫して上がったところ、入った時は70代のおじいさんだった番台の人が、40代の男性に代わっていたのです。流石に「参ったな」と思いました。番台の人もなんとなく伏し目がちで「見てません」オーラを放っていました。 おそらく他で勤めている息子さんが、おじいさんの夕食の間だけ交代しているんでしょう。そのことを常連客は知っていて、番台交代前に上がるようにしているんだと思います。 ちなみに常連客のみなさんは1人(30歳位)を除いて全て60歳以上でした。幾つになっても女心はあるんだなぁ、と妙に感心したのでした。 逆に男性は(特に中学生の頃等)、番台に女性がいても気にならないのでしょうか。
【2012/12/02 19:26】| | 通りすがり #984cc5bfe2 [ 編集 ]
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難しい問題への「敢えての」参入に心より感謝します。
「だから何だ!」と思われるかも知れませんが、日常的に「人間の裸」に接する職業(明示はしませんのでお察しください)に就いている者として、さらには「海外の様々な文化に接する生き方をしている者」として想いを書かせていただきます。 「他人に裸体を見られる」という行為は、世界の文化・時代とともに感じ方は様々のようです。 欧米一般としては男女ともに「他人に裸体を見られる」ことを恥ずかしいこととして認識しているようですが(厳格なイスラム圏では女性が見知らぬ男性に顔を見られることすら恥辱とされています)、男女兼用!?のシャワー室で「真っ裸の妙齢の女性」が堂々としていて面食らうこともありましたし、日本の銭湯文化に馴染んでいる欧米人に感慨を深めることもしばしばです。 中年?男性の1人としても、番台が若い?女性だと多少はドギマギしないわけではありませんし、それなりに「上品に振る舞う(不用意に前をさらけ出さない)」のもマナーの1つと心得ています。 自身の少年期にどのような気持ちを抱いていたのか、今となっては正確に思い出せませんが、銭湯での少年たちの行動を観察している限り、「何やら気恥ずかしい思い」をしているのは確かのようです。 既に述べたように「番台であることの意味」はありますし※、今回ご指摘いただきましたように、番台を「女性」に限定すると、男性側の戸惑いも生じるようです。 ※北海道の某温泉施設で脱衣所に防犯カメラがあったことを地方三流週刊誌が「非常識だ!」と決め付けていましたが、「映像が流出する」とか「従業員が勝手に見ている」などということのない限り(普通は自動的に上書きされる形で記録されて事件があった場合などに必要最小限の関係者が確認するだけ)、問題視すべきものではない・・・というか種々の安全性のためにはそれもやむを得ないもの・・・という時代のように思います。 番台・お客ともに、「上品に振る舞いましょう」・・・ではダメなんでしょうか。 |
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