仕事が立て込んでいてアップが遅くなりましたが、一昨日(2012.6.7)、例によって千葉市での仕事が早めに終わったので久し振りに車で、「松戸2 小金バスランド(
旧小金湯/小金きよしヶ丘2-9-1)」を訪れました。
JR常磐線北小金駅の南方400m程の昔ながらの緑の多い住宅地※にある、比較的新しい建物の銭湯です。後方に枠付き金属製細円筒型煙突が聳え立ちます。
※水戸街道の3つめの宿場町である小金宿の北端方東側(街道が東方に屈曲した内側)に当たります。
入口上部の屋根を象った?飾りには屋号とともに「近代銭湯」のキャッチフレーズも書かれています。
自動ドアを開けて入ると、玄関・フロント・休憩スペースが一体になっています。SAKURA Gのプラスチック板鍵の下足ロッカーとTOKYOのやや古めかしい傘立てが使われています。フロント上部には田村隆一の詩(額入り)が飾られ、非常に広い休憩スペースにはかつてビールなどが販売されていたと思われる立派なバーカウンターがあり、マッサージ機は4台と充実し、2つの円形テーブルに多数の椅子があります。マンガも多く、立派な碁盤や将棋盤も常備されています。103歳(平成7年(1995年)当時)の
故きんさん&ぎんさんの手形や当銭湯を描いた油絵にもご注目ください(作者や由来などをご存じの方はお教えください)。かなり大型の薄型テレビに加えて普通の家庭にはない大型の高級スピーカー、さらには真空管式のアンプもあり、おそらくご主人?はかなりのマニアとお見受けしました。
脱衣所はシンプルで、ディンプル鍵のSAKURAⅢの脱衣ロッカーが使われており、中隔壁付近にはやはり立派なスピーカーが配置され、フロントのミニコンポからのスタンダードナンバーが流れています。映画「テルマエ・ロマエ」のポスターとテルマエ・ロマエ版の「入浴する前にごらんください Look! Before you go in...(残念ながらラテン語併記ではありません)」も貼られています。
浴室もシンプルで、天井はスレート材による奥側への片流れです。
浴槽は外側逆L字配置で内側から、座風呂2基、バイブラのある浅風呂、奥角を回って電気風呂、水風呂、そしてガス遠赤外線サウナ(テレビ付きです/無料になりました)と並んでいます。通常は釜場への戸のある位置の扉から外に出ると、その先の釜場との間の空間に周囲の林と相まって自然が感じられる枯れ形式の庭に囲まれた薬湯(宝寿湯)の岩風呂風露天風呂があります(煙突が目の前です)。内側手前に立ちシャワー2基もあります。
カランは固定シャワー付きのWaguriの銀色ハンドルタイプの押し手で、内側7つ、6つ&6つの島の配置です。
黄色のケロリンの湯桶が使われています。
ボディーソープは無料サービスです。
多くはありませんが駐車場もありますので、夫婦や恋人同士(松戸市の銭湯は割引制度があります)及びご家族でのお越しをお待ちしています。
以上、北海道旭川市からでした。
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