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いわゆる「味のある酒場」は銭湯以上に常連色が強く、雰囲気に馴染まない一見客が大挙して訪れるとご迷惑になる可能性が高いので(&もったいないので・・・その地域の臍のような酒場を見つけて入り、常連に声をかけられれば、あなたも立派な酒飲みです)、敢えてご紹介を控えてきました。
当酒場は雑誌等での掲載も多く、その筋では広く知られており、店としても遠くからのお客も歓迎するという姿勢でしたので、特別にご紹介します。 因みに、「自身の嗅覚で見つける」のが楽しみの1つである上、雑誌などで紹介されて「荒れて」しまう酒場も散見されますので、私自身は雑誌等は読まず、本当にぶらりと立ち寄ることにしています(そんなこんなで見つけた「いつもの店」が今や都内や近県を含めて数十軒・・・)。 では、ご紹介です。 『カネス(カタカナのスにカネ型)酒場(または大衆酒場 カネス/一之江6-19-6)』 前項の「江戸川48 竹の湯(一之江7-32-15)」から今井街道を北西方向に300m程・・・にあります。 昭和7年創業とのことで(店内に昭和39年当時の藁葺き屋根の店舗のモノクロ写真があります)、店内は昭和30年代そのままの雰囲気を保っており(三和土及び木製のカウンターや椅子)、御年92歳の女将が店を取り仕切っておりました(お話しを伺うだけでも価値があります)。 酒も肴もシンプルかつ激安で、昭和そのもののラーメン・ワンタン・ワンタン麺も驚愕の¥400です。 詳しくは、各種「飲食店紹介サイト」や「個人のブログ」に様々な写真付きで紹介されていますので、ググってみてください。 裏の細い道が、かつての「城東電車江戸川線」等の電車道で(城東電車 昭和27年 東小松川-今井・・・のモノクロ写真があります)、「トロリーバス(モノクロ写真があります)」は現在の今井街道を走っていました。 最近、なぎら健壱さんも雑誌の取材で立ち寄られたとのことで、色紙が残されています。 繰り返しますが、「江戸川48 竹の湯(一之江7-32-15)」との梯子をお勧めします。 <参照> 江戸川48 竹の湯 http://sentotanbonin.kai-seki.net/Entry/353/ |
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