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例によって既に昨日になりましたが、仕事のついでに足を伸ばして、東武亀戸線亀戸水神駅と都営新宿線大島駅の中間(亀戸駅からも比較的近い)の「再開発が進む昭和的下町」の中にある「江東11 富山湯(亀戸6-49-14)」を訪れました(屋号は創業者の出身地に因んだものでしょうか・・・戦前から続き3代目とのこと)。
銭湯お遍路168軒目です。 簡易な造りの外観の東京形式銭湯で(裏に細い円筒形枠付き煙突)、玄関左右の「ゆ」が遠くからも目立ち、同じく玄関左右のレインボーカラーガラスブロック壁が昭和レトロな雰囲気を醸し出しています。入口の暖簾は城東浴場防災研究会のオリジナルです。 浴槽は改修された2槽式で、深浴槽はバブル付き日替り薬湯(温浴素じっこうでした)、浅浴槽には座風呂2基と岩入りの湯口があります。内側手前に立ちシャワー、外側奥の浴槽手前には小さな踏み石ゾーンもあります。 浴室は、タイルは改修されていますが(女性柄のタイルも・・・)、釜場への戸は木製で、カランは扇子マーク付き、押し手は古いタイプのハンドル型、ケロリンの湯桶が使われています。 「川が流れる桜咲く山麓からの富士」のペンキ絵は(女湯は見附島とか・・・)、銘はありませんが、平成21年3月21日の中島盛夫氏&田中みずき氏によるものです(平成15年11月8日、平成20年9月20日と、積極的に描き直されているようです)。 参照:銭湯ペンキ絵師見習い日記 http://mizu111.blog40.fc2.com/ 浴室中隔壁には、帆船の浮かぶ海に囲まれた島から望む山(瀬戸内海?)のモザイクタイル絵もあります。 古い木の床の脱衣所は壁や柱なども古いままです。特に浴室入口付近のタイルが昔を偲ばせます。 元は番台形式だったのではないかと思いますが、通常の番台の向かい側に、玄関の方を向いた低い受付があります(男女の脱衣所はきちんと分かれていますのでフロントとは言えないのかも知れません)。 低い!ぶら下がり健康器があり、なぜか体重計には「あずま湯」の文字が・・・!? 結構お客は多く、地元に愛された銭湯のようです。 亀戸駅周辺の昔からの飲み屋で一杯・・・もオツでしょう。 どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。 追記 東武亀戸線亀戸水神駅近くにあった「江東10 末広湯(亀戸8-1-6)」は完全に消滅し、住宅と空地になっていました。 PR |
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