既に日付が変わりましたが、新年度の最初のリポートは、帰省先の北海道は「旭川支部-旭川18 亀の湯(東1条2丁目1-6)」です。
冬ですので雪の中の写真になります。
市立旭川病院に近い昔からの住宅地の中にある低層ビル型銭湯です(2階は住居?)。
屋号入りのオリジナル暖簾には『創業50周年記念』とありますが、建物自体は昭和後期?に建て直されたもののようです。
入口は男女別々ですが、中はフロント形式で休憩室(ウォータークーラーの水は無料)は共通です。
浴室中隔壁・浴槽後壁の一部・入口上方が硝子ブロック壁になっています。
屋号に因んで?、足拭きマット・カーペット・座布団などが全て亀の柄で統一されています。
なぜか脱衣所ではドラえもんが出迎えます。
脱衣ロッカーはなく、プラスチックの脱衣籠と棚があり、貴重品は小さめのロッカーに入れるシステムです。
浴槽は、深風呂-(湯口&11/2と11/4のつるかめの水カラン)-超音波マッサージ器2基(1基は椅子あり)付きの深風呂-水風呂-定員3人の熱気浴(湿式サウナ/無料)です。
カランは、内側5つ(なぜか押し手は青色)、島4つ&4つ×2、外側5つ(ここのみ水カランあり)で、古めの鏡と固定式のシャワーがあります。
三六角タイルよりも小さめのタイルによる小ぶり(縦8枚×横12枚)のタイル絵-男湯は「(和船2槽が置かれた)美保の松原(からの富士)」&女湯は「カナディアンロッキー?(白樺林のある湖から望む山々)」-もあります。
関西型のケロリンの湯桶と緑色のM字型椅子もあります。
立地からすると、病気の方々やお見舞いの方々を癒してきた銭湯なのでしょうか。
そんな歴史を感じつつの一風呂はいかがでしょう?
追記
脱衣所には『旭川浴場組合創立90周年記念』と書かれた置き時計がありました。少なくとも大正後期には旭川に銭湯が存在したことになります。
[3回]
PR